診療情報管理士の認定試験で通教生が指定校生より不利な理由
診療情報管理士の認定試験を目指す受験勉強で通教生がどうしても指定校生より不利に
なってしまう4つの理由をまとめておきます。通教生の方達におかれましては、以下の
原因を知って『だから合格ができなくても仕方ない.. 』と諦めるのではなくて、個々の
項目の解決方法を付記しておきますので、参照して前向きに乗り超えて頂きたいです。
目次
通教生が指定校生よりも不利な4つの理由
診療情報管理士の認定試験の主催者団体である日本病院会様はきっとおそらく意識すら
されてないでしょうが、通信教育講座の受講生は計り知れない不利益を被っています。
理由1 模試問題等の教材が無いこと
診療情報管理士に限らず、資格試験の受験勉強は一般に過去問題や模試問題と予想問題
に参考書等の適切な教材がなければ成立しません。ところが通教生は公式テキスト3冊
(例題を含む)と確認問題に練習問題、科目試験の問題が与えられてるだけです。認定
試験の出題の形式すらも公表されていず、これでは勝ち目が全く無いことになります。
因みに診療情報管理士の認定試験の出題範囲は以下のように提示されています。これは
通教生だけではなく指定校生も条件は同じですが、ぼんやりと輪郭が見えるだけです。
- 基礎分野
- 公式テキスト1(診療情報管理士テキスト 診療情報管理Ⅰ 基礎・医学編)
と『診療情報管理Ⅱ 基礎・医学・医療用語編』及び診療情報管理士教育練習
問題(基礎・医学編)を中心に出題する - 専門分野
- 公式テキスト2(診療情報管理士テキスト 診療情報管理Ⅲ 専門課程編)と
診療情報管理士教育練習問題(専門課程編)を中心に出題する
でも通信教育講座の受講生の方達は『○○○○○』の模試問題(4回分)と一問一答の
問題集に語呂合せ等の暗記本をセットで購入すればこの問題を解決できてしまいます。
逆に言えば、これらが無ければ通信教育講座の正規の教材が全て揃っていても認定試験
で合格できる確率が限りなくゼロに近いことになります。必ず早めに入手して下さい。
因みに『を中心に』という表現について、公式テキストと練習問題に記載の情報以外も
認定試験では普通に沢山出題されます。万全の対策を講じるには上記の3つの教材の他
に出されそうな関連知識をしっかりと補充して備えておく必要があります。これは他の
資格試験でも一般に同じで過去問題で見たことがない初見の知識が出るのは当然です。
理由2 勉強のやり方を知らないこと
日本病院会様は認定試験の受験勉強のやり方を教えては下さいません。資格試験の受験
勉強ではまず最初にノウハウを理解することが最も重要で、それから必要な教材を入手
すべきです。つまり通教生は一番大切なプロセスですら担保されていず、非常に不利な
状況で受験勉強を始めなければなりません。日本病院会様は認定試験の出題者でもあり
受験勉強の方法論を細かく丁寧にレクチャーしてはくれません。そして例えば指定校生
なら所属する大学や専門学校のカリキュラムに沿って模試問題や要点のまとめプリント
等の教材を消化してさえいれば7~9割は合格できてしまいます。受験勉強のノウハウ
の部分で悩んだり、試行錯誤をしてもがいたりする必要が無くて、最短経路で認定試験
の合格を目指せることになります。しかし当サイトは受験勉強のやり方が分からなくて
苦悩する通教生を救う為に産まれました。安心して完璧なノウハウを実践して下さい。
理由3 受験勉強の時間が少ないこと
通教生の大半は医療事務の仕事をされてる社会人の方達です。他には医療専門職の資格
を保有して医療従事者として働いてる編入生の方達もいらっしゃいます。フルタイムで
学生をしている指定校生と比べて認定試験の受験勉強に回せる時間が少なくなることは
当然で仕方がないことです。特に家庭があってプライベートでもやることが日常で色々
あったりするケースでは勉強時間を確保すること自体がそもそも至難です。でもそれは
通信教育講座に入講する時点で分かっていた筈の現実です。どうか負けないで下さい。
因みに通教生の場合は通信教育講座への入講時期によって資格を取得するまでの期間は
2年3ヶ月又は2年9ヶ月になります。一方指定校生は3年(保留合格者の場合)又は
4年となり、受験勉強の期間の長さでは大きく差があることになります。しかも通教生
は働きながらのハンデもあり、勉強時間の面では相当に不利になることが分かります。
指定校生は医療事務関係の他の資格も同時に目指すのが一般的で、診療情報管理士だけ
を取る訳ではないですが、フルタイムで学生をやれて3~4年もあるのは大きいです。
理由4 受験勉強の仲間がいないこと
通教生は医療機関で仕事をしていて何か資格の必要性を感じたり、又は職場で取るよう
言われたりして通信教育講座を受講することを決心していらっしゃいます。そうすると
職場に診療情報管理士の有資格者はいても、受験勉強を一緒にやる、いわゆる受験仲間
はほぼ皆無になります。また資格を持ってる方がいない場合もあるでしょう。受験勉強
のやり方が分からずに困っていて、相談できる人が身近にいなかったりするケースでは
孤独を感じて挫折をし易くなってしまいます。でも弊サイトでは完全なノウハウを配信
しています。診療情報管理士の認定試験の受験勉強における様々な場面で通教生の方達
に生じる問題を解決できるよう万全な情報を用意してますので活用して頂きたいです。
理由5 加齢で記憶力が衰えてること
これは通教生の方達から普通に聞かれることです。『指定校生と比べてもう歳だから、
難しい診療情報管理士の認定試験に向けて受験勉強をして新しい知識を沢山覚えるのは
今の私にはきつくて.. 』のような相談を当サイトでも数多く今までに頂いてきました。
しかしそれはただの甘えと逃げであると、弊サイトの編集部の担当者としては言わせて
頂きます。確かに20代前半くらいの指定校生と比べて30代以上の通教生は加齢による
記憶力の衰え等があり得ます。でもそんなのは個人差が大きく、多くの場合には気持ち
で克服できてしまう問題です。逆に『若いもんには絶対に負けられない!!』と奮起して
受験勉強を頑張っていらっしゃるご年配の通教生の方達も大勢いらっしゃる事実を糧に
して努力を継続して頂きたいです。そして『もう年齢的に診療情報管理士の認定試験で
合格するのは難しい』ともし本当に感じたら、いつでもお気軽に相談をされて下さい。
最後に強調しておきますが、当サイトのノウハウを全て体現して受験勉強をやり抜けば
通教生が指定校生よりも不利になってしまう点は全く無いです。合格を掴んで下さい。
