医療事務レセ認歯科試験の受験勉強に最適な場所の3つの条件
診療報酬請求事務能力認定試験の歯科は医科と違って独学で目指さないといけませんが
『じゃ、普段の受験勉強はどんな場所ですると良いのでしょうか?』と読者の方達から
質問を頂きました。確かに、場合によっては半年以上の長期間に及ぶ(可能性がある)
レセ認歯科の受験勉強をどこでするか?の環境は重大な問題で、お答えしておきます。
レセ認歯科の受験勉強に最適な場所は?
こちらの記事で取り上げる話題は診療報酬請求事務能力認定試験の歯科以外にも全ての
資格試験や入試の受験勉強等で活かせるトピックスです。是非活用して頂きたいです。
条件1 利用時間の制限があること
受験勉強をする場所としては『人それぞれで、好きな場所ですれば良い』と基本的には
言えてしまいます。でも『これは誰でもまずい』とされる一般的な通説は存在します。
例えば受験勉強をするのに最もヤバい場所は『時間を決めないで自宅でダラダラやる』
というやり方です。勿論、ごく稀には『自宅が一番集中できて勉強がはかどる』という
奇特な方がいらっしゃることも理解はできます。しかし通常の人は制限時間が無くて、
他に娯楽等の誘惑が沢山ある自宅では緊張感や時間効率をキープして有意義な生産性を
上げることは絶対できません。当サイトの編集部の担当者もやってみたことはあります
が、自宅で受験勉強をするとなると気持ちのオンとオフの切り替えができづらくて結局
一日中グダグダな感じで無駄に過ごしてしまったという結末になり易いです。というか
確実にそのような結果になってしまいます。そこでまずは時間の制限が外的に予め設定
されている場所を確保して下さい。レセ認の資格試験は全体の約70%の受験生が20歳
前後の専門学校生であると公表されています。専門学校生であれば学校の中に自習室が
必ずあるでしょうから、そこで受験勉強をしていれば全く問題はありません。でも仕事
がある社会人の方達の場合はそれはできず、人それぞれの生活の環境があって、勉強を
快適に続けられる場所を探すのに苦労をされている方達もいらっしゃることでしょう。
例えばスタバやマック等のカフェだったり、通勤の電車やバスの中だったり、皆さんが
それぞれに工夫をされているだろうと考えられます。ご自身なりに能率を維持できれば
どこでやっていても基本的には構いません。でも受験勉強では時間の切迫感がないと、
目の前の作業に集中して短時間でまとまった成果を出すことはなかなかに難しいです。
従って最初の条件としては利用する時間が制限されている環境であることが大切です。
余談ですが、受験勉強では『今日は何時までにこれをこうやってここまで終わらせる』
という目標を最初に設定して、それを達成する為に挑戦することの繰り返しです。人は
誰しも生きていれば毎日色んなことが起こります。受験勉強だけに専念できない要因が
次々に生じてくることもあるでしょう。でもそんな大変さがある中でも、一日の小さな
目標を遂げることができずに負けるような人は最終的に叶えたい大きな目標を実現する
ことは到底不可能です。受験勉強は常にご自身との戦いであることを銘記して下さい。
条件2 周りに人が適度にいること
次に無人ではなくて周りに人がいて、人の目があることで緊張感をある程度保てる場所
が良いです。できれば同じ資格試験を目指す他の受験生がいるとベストですが、それが
無理なケースでは、混雑しない程度に近くに人がいるとベターです。例えば競馬の調教
でもトレーニングをさせたい馬がいて、単独で走らせるのではなくて帯同馬と呼ばれる
一緒に走ってくれる馬がいるとサラブレッドとしての闘争本能みたいなのが刺激されて
真剣に走れるようになれます。それと同じ理屈で、たとえ同じ資格試験を目指している
受験生ではなくても、周りに勉強をしている人がいる環境だと『ここへ来たら、自分も
頑張らないといけないな』と思えてダレないで受験勉強をすることができます。近くに
人がいない方が静かで集中できるという場合もありますが、長期間に及ぶ受験勉強では
周囲に人が適度にいて、刺激を受けるような環境の方が有意義な結果を出し易いです。
また人がいるとは言っても、例えば何人かのグループで一緒に受験勉強をしにどこかへ
行くのはダメです。仲間内だと色々気を遣うし、私語等をしがちになってしまい、集中
しづらくなるからです。学校の定期テストのような試験なら、成績が優秀な人に教えて
もらって短期間で追い込むのも賢いやり方ですが、受験勉強は孤独が確実に必要です。
レセ認の歯科では独学しか勉強方法が無いですが、点数表や参考書、過去問題の解説等
が在ります。それでも分からなければネットで調べれば解決できない疑問は無いです。
独りでは勉強できない等と思うのは、特に学生ではなくて社会人の場合にはただの甘え
でしかないです。レセ認は約70%が落とされる難関の試験です。甘えてはいけません。
条件3 机等のインフラがあること
レセ認の資格試験は点数表や参考書、過去問題、オリジナルの資料、筆記用具、電卓、
(ネットで調べる用の)スマホ等が勉強道具として常に必要になります。従ってそれら
を広げて受験勉強をできるだけのスペースがないといけません。机や椅子に電灯、エア
コン、トイレは最低限の設備として求められることになります。専門学校生なら快適な
自習室を日常で使えるでしょうが、それが全く無い社会人の場合にはカフェであったり
地域の図書館であったり等、有料と無料の区別を問わずにご自身が受験勉強をし易いと
感じられる環境を探して手に入れて下さい。また同じ場所だと集中し続けるのが難しく
いくつかのコワーキングスペース等をローテさせて回って飽きがこないように工夫する
というのは良いやり方です。その逆に『いつもこの施設のこの席でないと勝手が違って
集中しづらい』というケースもあり得ます。各位で試行錯誤しながら調整して下さい。