医療事務最難関の公的資格レセ認歯科で合格までに要した総費用
診療報酬請求事務能力認定試験(レセ認歯科)を取るまでにコストは実際にどのくらい
かかったのですか?という質問を読者の方達から頂きましたのでお答えしておきます。
レセ認歯科の資格は資格の学校や通信教育が無くて、専用の参考書等や模擬試験すらも
無い特殊な試験です。従って費用の公開はコンテンツとして価値があると考えました。
歯科の資格を取るまでにいくらかかった?
支払い毎に大体時系列になるようにして診療報酬請求事務能力認定試験(歯科)の資格
を取るまでにかかった全てのコストを記載しておきます。但し光熱水費等は除きます。
受験勉強をする環境は公的な施設にあるコワーキングスペースを利用していて自宅では
殆どしませんでした。家では勉強できないタイプだからで光熱水費は実質無料でした。
それから些細なことですが、診療報酬請求事務能力認定試験(歯科)の資格試験の当日
にかかった飲食代はテストの為に特に支払った訳ではなくてカウントをしていません。
あと診療報酬請求事務能力認定試験(歯科)(レセ認)にネットで申し込む際の通信費
も微々たるものなので費用の計算には入れていないです。そこらへんをご理解下さい。
- 書籍版の『歯科診療報酬点数表』 2200円(税込)
- 参考書『事例で学ぶ 歯科レセプト 作成と点検』 4400円(税込)
- 過去問題 31回分 7702円(税込)
- 療養担当規則のネットプリント 200円(10ページ)
- WEB版の『歯科診療報酬点数早見表』と追補の情報のネットプリント 320円(16ページ)
- 過去問等を閉じたリングファイル 220円(2個)
- 受験料 9000円(税込)
- 受験票に貼る証明写真1枚 67円(税込)
- 試験会場までの往復の交通費 420円(電車で2駅)
- 最新のレセプトの用紙のネットプリント 40円(併用と加算の分で2ページ)
- 最新のレセプトの用紙のコピー 500円(50枚)
- レセプトのオリジナル資料のネットプリント 200円(10ページ)
- レセプトの資料の改変版のネットプリント 280円(14ページ)
合計25549円(税込)となりました。参考書と診療報酬点数表は楽天市場で取り寄せ
にすると在庫の確保に時間を要する場合があり、1週間以上とか平気で待たされるので
注意して下さい。それが分かったので当方は途中でキャンセルして両方ともアマゾンで
最新版を購入しました。過去問題は国立国会図書館の東京本館と関西館に対して3回に
分けて遠隔複写を申し込みました。試験の直前で混雑してたのと、31回分で回数が多い
ことが原因で1回では取り寄せできずに3回になってしまい、送料等が高くなりました。
但し、歯科の学科と実技を15回分ずつ30回と、56回の医科の実技試験を含めて全部で
31回分の過去問で4587+1285+1830=7702円という計算になり7702÷31≒248円で
1回分の学科と実技の問題と解説が248×2=496円なら安いと当方は感じました。医科
の過去問と比べてもそう変わらずにリーズナブルでした。結局は全部込みで2万5千円
で例えば資格の学校や通信教育を利用する場合と比べたら非常に安上がりな結果になり
ました。過去問題の問題と解説が載っている社会保険旬報の冊子を全て買っていたら、
相当に高くなりましたが、国立国会図書館の遠隔複写という素晴らしいサービスのお陰
で費用の面では助かったという感想です。読者の皆様はどのように感じるでしょうか?
診療報酬請求事務能力認定試験(医科と歯科)は医療事務の資格中で唯一の公的資格で
現在でも就職や転職の活動で高く評価されるくらいには価値が確実にあります。それを
考慮すれば2万5千円なら大した金額ではないと感じられました。一旦取得したら、更新
の手続きも要らなくて生涯有効で活用できる公的資格であり、頑張った甲斐はあります。