診療情報管理士HIMの認定試験に合格するのに必要な学歴と学力
『診療情報管理士の認定試験に合格できるには、どのくらいの学力や学歴が必要なので
しょうか?』と読者の方達から質問を頂きました。少し抽象的なお話にはなりますが、
こちらの記事でお答えしておきます。基本的に学歴は拘らなくて大丈夫ですが、学力は
相応にないと受験勉強を乗り超えられない現実があります。参考にされてみて下さい。
認定試験に必要な学歴と学力
通信教育講座の主催者でいらっしゃる日本病院会様によると講座の受講資格は基礎分野
から入講する場合、2年制以上の短大や専門学校卒以上の学歴が必要とされています。
ただその一方で病院に勤務されている方達はその職種を問わず、高卒の学歴でも許可を
されています。短大や専門学校での専門分野や保有資格等も問われていません。つまり
学歴はほぼ求められていないのと同じです。高卒だとちょっときついかもねという条件
設定にはなっていますが、病院で働いている方なら高卒でも構わないということです。
要は学歴よりも学力や勉強への姿勢の方が大切ということです。医療事務の経験が無い
方がいきなり『病院で診療情報管理士として仕事をしたいから資格を取る』とはあまり
ならないです。医療事務の他の資格の方がずっと簡単に取得できますし、経験が無い方
でも就業し易いからです。学歴は高卒であっても問題ないですが、学力に関しては結構
シビアになります。基礎分野と専門分野で合計48単位を獲得して課程を修了することは
全く難しくないです。大学の授業みたいな硬い内容の動画を視聴して、練習問題を調べ
ながら解いて、最後に科目試験の問題を調べながら解けば良いだけです。学歴や学力が
全く無くても、やる気さえあれば誰でもできます。しかし最後に診療録管理士の資格を
取れるかどうか?を決める認定試験では学力がそれなりに必要です。まず公式テキスト
に書いてある説明くらいは普通に理解できて、辛くても最後まで受験勉強をやり抜ける
だけの学力と努力が求められます。また当サイトで説明している事柄を理解できる地頭
も必要です。弊サイトでは中学生でも分かるレベルの平易な文章の表現を心がけながら
全体を通して説明しています。でもその内容についてこれないようであれば、もう一度
診療情報管理士の資格を本当に目指したいのか?取得するべきなのか?を再考して頂き
たいです。診療録管理士は誰でも手に入れられる資格ではなくて、そこらへんが学力の
面での難しさになります。例えば認定試験では問題の難易度が基礎分野>>専門分野と
なります。基礎分野の受験勉強は様々な病気の病態を理解して覚えてICD-10のコード
を身につける作業が必須です。例えば漢字で表記されていて異常に長い疾患名があり、
カタカナで書かれていて病態を全然イメージできないような疾病名も沢山登場します。
そんな状況でも、医療の制度的なことを含めて多様な病いについて学ぶことを楽しいと
思えるような素地がないと受験勉強の完遂は難しいです。膨大な数の病気が出てきて、
その病態をイメージできるような知識がなければいけません。本当にやり切れますか?
以上のように、要するに学力というよりも医療の中で特殊な専門性を伴う大量の知識を
身につけられるキャパがご自身にあるかどうか?が重要です。自問されてみて下さい。
診療情報管理士の認定試験の受験勉強は最低でも半年以上の準備期間が肝要です。その
過程を乗り超えるだけの決意や覚悟が無いならば、今からでも道を引き返して下さい。
