BCヒューズボックストートNM81609と81503新旧比較
ザノースフェイスの BC ヒューズボックス 3 WAY トートバッグ NM81609 という商品
について旧型で前身モデルである NM81503 とどのように違うのか?を教えてほしい
というお問い合せが当サイトの編集部へ多くよせられてきました。モデルチェンジの時
にスペック面で具体的にどこが変更されたのか?をこちらの記事ではお伝えします。
その他に読者の方たちから通販での値段設定について
『 ネット通販でノースフェイスのリュックを買おうとして見てると、同じ商品なのに
色によって価格が全然違うのですが、これってどうしてですか?おかしくない? 』
と質問を頂きましたので一緒にお答えしておきます。
目次
BC フューズボックストートバック NM81503 と NM81609 の比較
【Q90】 NM81503 から NM81609 へモデルチェンジ後の違い
【A90】
当サイトの読者の方たちから質問を頂いて旧型の NM81503 モデルと新型の NM81609
モデルでどのように内容を変更したのか?を調査した結果は以下のようになります。
NM81503 は2015年1月に春夏シーズンから登場して、大きな欠点があったので2016
年の春夏シーズンに商品型番を変えて NM81609 がリリースされた歴史があります。
ボタンとベルトからメタルフック付きのストラップへ変更
前身モデルである NM81503 のユーザーさんから多数、トートバッグを使っている間に
スナップボタンが外れて、またバックルでつないでる固定用のストラップがゆるんで
きてバックの口が開いてしまうのが不便だと、クレームとして指摘されました。訴えは
製造メーカーであるノースフェイス社へ届いて、2016年の春夏シーズンの NM81609
からメタルフックが付いてるストラップへ変更になりました。実はそれでもまだ『 この
フック、ちょっとはめづらい.. 』との意見がありましたが、苦情はおさまりました。
NM81503 モデルではスナップボタンと固定用のベルトで2段階にトートバックの口部分
を調節して閉められるようになってました。でも、ある程度の手荷物を入れてバッグ
として持ち運んでいても、ショルダーバックとしてさげていても、リュックとして背負
っていても、スナップボタンはいつでも気軽に外れてくれました。そしてバックルが
ついてる位置が悪いことから背負ってる時に固定用のストラップがゆるんできてバッグ
の口がすぐ開いてしまいました。ボタンとベルトでの開閉は意味がない状態でした。
トートバックの口部分をメタルフックが付いてるストラップに替えてからは、ユーザー
さんたちからその部分に対して目立ったクレームは出てきていず、解決できました。
2015年の春夏と秋冬のシーズンのカラーバリエーション
BC フューズボックスのトートバック NM81503 は2015年の春夏シーズンに初めて発売
されました。上記の口部分の不具合が大きな問題となって、わずかに1年で商品型番を
変えてモデルチェンジして新型の後継モデルの NM81609 へとリニューアルしました。
旧型の前身モデルとしてのカラーバリエーションは以下のような種類がありました。
2015年の春夏 S/S シーズン
- K ブラック
- RE TNF レッド
- BX ブロンクスブラウン
- VG ベイパラスグレー
- XR エックスレイプリント
- ZG ジンクグレー
- KF ブラック × フォレストナイトグリーン
- MB メリディアンブルー
- BI ブラックインクグリーン
2015年の秋冬 A/W シーズン
- K ブラック
- RE TNF レッド
- BX ブロンクスブラウン
- VG ベイパラスグレー
- XR エックスレイプリント
- ZG ジンクグレー
- KF ブラック × フォレストナイトグリーン
- SG サミットゴールド
- CS コスミックブルー
- IT インクトポ
- MW ミリタリーグリーンウッドランドプリント
ノースフェイスのトートバッグやリュックなどの製品について、どのくらいのペースで
毎年、新色カラーや新作モデルが発表されていくのか?は下記で説明されています。
旧型の NM81503 と新型の NM81609 はどっちが買い?!
前身の NM81503 モデルと後継の NM81609 モデルの内容の違いは以上のように大きく
上の口のところの留め具とカラーバリエーションになります。BC ヒューズボックスの
トートバックを構成する他のパーツ部分は何も変更されてません。細かい部分のつくり
がどうなっているのか?を具体的に知りたい方は下記の記事でご覧になって下さい。
そして2017年の秋冬シーズン以降でも実は旧型の NM81503 モデルは在庫が少しだけ
残っていてネット通販やリアル店舗などの販売店で購入することができてしまいます。
従って、その気になれば新型の NM81609 モデルに無い配色のトートバックがほしくて
とか、または型落ちのタイプだから格安になってるのでなどの理由から NM81503 を
手に入れることは可能です。しかし、ほとんど全てのユーザーさんがあり得ないと指摘
していたような致命的な弱点が1つですが旧型モデルにはあったので、当サイト的には
NM81609 モデルより優先して NM81503 モデルを読者の皆さんへ自信と責任をもって
推すことはできません。商品型番が違うだけでスペックが同じなら紹介できますが。
【Q91】 TNF のリュックの価格がカラー毎に大きく異なる理由
【A91】
例えば、当サイトがいつも提携関係を結ばせて頂いているアマゾンさんでは NM81609
の商品について下記の画像のように表示されています。( PC 画面からの表示です)
この画面だけ見ていて、違う色のトートバックをクリックすると確かにカラー毎に価格
が全く違っています。同じ内容の商品で配色だけが異なるのに、どうして数千円程度
も大きく差があるの?と、慣れてない読者の方たちが疑問に思われるのは分かります。
でも製品の色によって値段が違ってるのではなく会社毎に価格が決まってるのです。
例えば、protocol さんでは「SG サミットゴールド」と「SP セピアブラウンハイカー
プリント」というカラーのトートバッグ NM81609 モデルが10260円になってます。
でも、ウィンズ&クロスキャンパーさんでは「SG サミットゴールド」は8206円に設定
されています。
その一方でチトセスポーツさんでは「SP セピアブラウンハイカープリント」は9234円
に決められています。
同じようにして例えば Z-CRAFT さんでは「MW ミリタリーグリーンウッドランドプリ
ント」が7990円で、Amazon.co.jp さんでは「K ブラック」が6669円になってます。
以上のように例えば、同じネットショップ様で同じトートバッグなのにカラーが違って
いるだけで値段が数千円単位も異なっていたら、誰でも「これっておかしくね?」と
考えます。しかし別のネットショップ様であれば、同じトートバックの同じ色のモデル
に対して大きく差がある価格をつけていても不自然ではないですよね。例えば、家電
の商品に関して、同じ激安で売っているとしてもヨドバシカメラさんとヤマダ電機さん
では同じ製品で同じカラーであっても必ずプライスは違っていて、それと同じです。
あと余談ですが、ノースフェイスのリュックの場合には、特定の販売店が数量や期間を
限定してバックパックを発売して、レアなアイテムであるので限定カラーなどとして
人気が出て、在庫がすぐになくなって値段が爆上げになるケースがあります。その場面
でも在庫があるお店毎に自由に価格を決めていて、大きく異なることはあり得ます。
BC ヒューズボックス NM81630 は超人気なデイパックですが、過去に数量限定で流通
させてすぐに売り切れになって、値段が5倍位まで高騰した下記の例がありました。
これらのリュックは2017年以降、コレクターズアイテムのようになってしまっていて、
一部の転売屋が苦労して仕入れて高値で販売していて、通常の価格では買えません。
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