BCヒューズボックストートバッグNM81609口コミレビュー
2015年1月に発売され2016年の春夏モデルからマイナーチェンジしたノースフェイス
の BC ヒューズボックス 3 WAY トートバッグ NM81609 という商品の人気が爆上げ
になってきてます。是非、TNFH さん（当サイトのこと）で詳細に口コミ評価レビュー
の記事を書いてほしいと、非常に多くの読者の方たちからお問い合せを頂きました。
それまでは少しマイナー感があって、当サイトの編集部としては触れてこなかった製品
のトートバックではありますが、守備範囲を広げる意味で挑戦することにしました。
目次
BC ヒューズボックス 3 WAY トートバッグ NM81609 の特長と欠点
【Q89】 BC フューズボックス 3 WAY トートバックの主な特徴
【A89】
BC ヒューズボックス 3 WAY トートバッグ NM81609 モデルについて基本的なデータ
を示してから特長（良い点）とユーザーさんから指摘された弱点などを紹介します。
基本的な使い方でトートバックやリュックとショルダーバッグとして 3 WAY に使える
のが大きな 売り となっていて、多くの使用者の皆さんから評価されてる商品です。
BC フューズボックストートバッグ NM81609 基本データ
- 対象とされているユーザー 年齢を問わずに男性・女性・子供
- 主な素材 ポリエステルとナイロン
- サイズ（大きさ） 39.5 x 28 x 13.5 cm（センチ）
- 容量（容積） 19 L（リットル）
- 重さ（重量） 570 g（グラム）
- 収納できるノート PC のサイズ 15インチまで
- 収納できる書類のサイズ B4 サイズまで
- 平均的な耐用年数（どのくらいの期間もって使えるか？） 約2～3年
- 平均的な耐荷重量（どのくらいの重さまで耐えられるか？） 約2～3kg
- トートバッグの持ち手（ループ、取っ手）部分の長さ 23cm
- ショルダーバッグのショルダーベルト部分の長さ 57cm
- リュックのショルダーハーネス部分の長さ 76cm
- 収納用のポケットの個数 外側に1個と内側に5個
- 表面にデイジーチェーンがついている
- 外側の両サイドにコンプレッションストラップが1本ずつある
トートバックに使われている素材は BC ヒューズボックスのリュック NM81630 と同じ
ポリエステルとナイロンです。バッグの表面はビニール加工のような見た目で、ある
程度は防水加工されていて、はっ水できる耐水性があります。防水機能の他に、バック
の表面はこすれても傷つきにくくて摩擦強度が高い素材です。でも、経年劣化で TNF
のロゴマークがこすれてうすれたりは普通にします。読者の方たちから『 ロゴマークが
うすくなったので修理したい 』と相談されますが、使っていてこすれて摩耗した場合
はリペアでなくパーツの交換か、新しくトートバッグを購入することになります。製品
の状態によって判断すべきで、下記 ↓ の記事中の担当者様へご相談されて下さい。
トートバックの全体の大きさは例えば、シャトルデイパック NM81602（ 46×29×14
cm で 25L ）のリュックより少し小さいです。容量（容積）は 19L で少なめです。
トートバッグ自体の重さは 570g で、シャトルデイパック（ 1090g ）の半分くらい
です。バックを使っているユーザーさんたちからはけっこう軽いと言われてます。
内部の背中がつく背面部分にあるドキュメントスリーブに収納できるノートパソコンの
大きさは15インチまで入ります。15インチのノート PC を周辺機器と共に持ち運ぶ
と重さが 2～3kg 程度にはなりますが、BC フューズボックス トートバッグ NM81609
は専用に使えるインナーポケットがあり、PC バックとしても持ち運べて便利です。
トートバッグの前面にある、ロゴマークの裏部分にファスナー付きでついてるポケット
は A4 サイズまでの書類が入るとされていますが、実際には B4 まで収納できます。
トートバックは基本的に四角い形をしているのでクリアファイルや仕事の書類、ノート
パソコンなどの、4つの角があるアイテムを折ったりせずにスッキリとしまえます。
このトートバッグは旧型の前身モデルである NM81503 が2015年1月に発売されてます
が、多くのユーザーさんたちからのフィードバックの情報によると一般的な使い方を
普通にしていると耐用年数は2～3年で、そしてトートバックが耐えられる手荷物の重さ
（耐荷重量）は2～3kg程度が目安とお考え下さい。5kgとかだと負担が大きいです。
トートバッグの持ち手部分の長さ（23cm）については特に不満やクレームはありません
でした。取っ手の素材に対して、つくりがもろい（弱い）などの意見も無かったです。
ショルダーバックとして使う場合のショルダーベルト部分の長さ（57cm）は賛否両論が
あり、ちょうど良いや長すぎ、短すぎなどとユーザーさんからの感想が割れています。
リュックのショルダーハーネス部分の長さ（76cm）には、特に長いや短いなどの評価は
無いです。バッグの素材と形から、リュックとして背負うと形くずれをしにくいです。
手荷物を収納できるポケットについて、外側の大きいファスナー付きのポケット1個と、
内部の背面部分の側にノート PC を入れられるドキュメントスリーブが1個あります。
さらにペットボトルホルダーが1個、ペンホルダー3本分がついてる大きいポケット1個、
中程度のポケット1個、ジッパー付きの小さめのメッシュ式ポケットが1個あります。
このメッシュポケットの中にはキーフック（キーループ、キークリップ、キーリング）
が1本ついています。ペットボトルホルダーには、外側がメッシュ状になっていると
良かったという意見がありました。チャックが無いオープンポケット2個は、中に入れる
アイテムによっては口が開きすぎるのでファスナーがほしいとの感想がありました。
ノースフェイスのリュックなどの表面には波の形でピロピロって感じのゴムがあります
が、それはデイジーチェーンという名前で、使い方は下記の記事で解説されてます。
外側の両サイドにはコンプレッションストラップが1個ずつあります。手荷物をあまり
入れてない時にはコンプレッションベルトをしめて横のマチ幅を調節することで形の
くずれを防げます。コンプレッションストラップを用いてトートバック全体の大きさや
形、ふくらみ具合いを調整でき、中の物がみだりに動かないように固定もできます。
BC フューズボックスのトートバッグ NM81609 は想定されているユーザーさんが男女
兼用で、ユニセックスモデルとしてご使用下さい。また、子供用のランドセルよりは
小さいサイズなので、お子さんの通学や習い事、スポーツなどの目的で購入されている
方も大勢いらっしゃいます。特に身長が 150cm 台までの女性のユーザーさんに使い
やすいと好評です。大きすぎないで、かさばらずに軽くて、日常で気軽に買い物などに
持って行けると評価されてます。ユーザーさんの年齢層は10～50代で幅広いです。
30L サイズの BC フューズボックスが大きすぎると感じたのでトートバッグにした
というユーザーさんは多いです。皆さんからちょうど良い大きさで、コンパクト
で使いやすいトートバックと言われています。それから価格帯が BC ヒューズボックス
よりリーズナブルで買いやすかったという感想も多いです。トートバッグ NM81609
の主な用途は通勤や通学、スポーツ、習い事、レジャー、買い物（ショッピング）など
とされてます。タウンユースに限らず仕事で1泊位の出張旅行に使う方も多いです。
上部にメタルフック付きストラップがあり口が開きにくい
トートバックの上部の口の部分は、メタルフックが付いてるストラップになってます。
これは重くてかさばる手荷物を入れていても口が開きにくいように工夫されてます。
ペットボトルホルダーに折りたたみの傘や水筒などが入る
トートバッグの内部にあるペットボトルホルダーは折りたたみの傘や水筒などを入れて
おけます。そのスペースには細長いアイテムを入れられて便利だと喜ばれています。
トートバック NM81609 モデルの新色カラーのバリエーション
リュックなどの商品を購入したいと検討されてるお客さまからすると、カラーバリエー
ションは超重要なポイントになります。人それぞれに好きな配色（カラーリング）が
あって、こだわりなどもあります。ザノースフェイスのリュックのケースでは、春夏と
秋冬で毎年2回は新色カラーが登場してカラーバリエーションが変化していきます。
BC フューズボックス 3 WAY トートバッグ NM81609 モデルについて、過去に市場に
出ていたカラーを紹介しておきます。NM81609 は2016年の春夏シーズンからです。
2016年の春夏 S/S シーズン
- K ブラック
- RE TNF レッド
- SG サミットゴールド
- SP セピアブラウンハイカープリント
- MW ミリタリーグリーンウッドランドプリント
- CP コスミックブルーテントプリント
- BB ボンバーブルー
- RK レインカモカーキ
- ZT ジンクグレー x トロピカルコーラル
2016年の秋冬 A/W シーズン
- K ブラック
- RE TNF レッド
- BB ボンバーブルー
- RK レインカモカーキ
- GN ジオデシックカモネイビー
- SF ソーラーフレアープリント
- SP セピアブラウンハイカープリント
- GB ゴールド × ブラック
- BW ブラック × ホワイト
- ZD ジンクグレー × ダックグリーン
2017年の春夏 S/S シーズン
- K ブラック
- RE TNF レッド
- SG サミットゴールド
- TO チベタンオレンジ
- UN アーバンネイビー
- BG ブラックエンボス × 24K ゴールド
- DH ダークグレーヘザー
- ST ステッカープリント
- AW アラウンドザワールド
- LN ラインランドネイビー
2017年の秋冬 A/W シーズン
- K ブラック
- RE TNF レッド
- SG サミットゴールド
- VW ヴィンテージホワイト
- MB モンテリーブルー
- BG ブラックエンボス × 24K ゴールド
- DH ダークグレーヘザー
- NP ナイトライトプリント
- SK ステッカープリント 2
ただし下記 ↓ の記事で事情が説明されてますが、カラーバリエーションの在庫や
出荷の状況などは不定期で移り変わっていきます。ほしいカラー（配色）の製品
がもしあったら、できるだけ早めに（とゆうかその場ですぐ）購入することをオススメ
します。『 また後で.. 』とかやると、その商品とはもう会えない可能性があります。
BC フューズボックストートバッグ NM81609 の要注意な弱点
どんなに優秀な製品であっても店頭に出回ってしばらくするとユーザーさんからの感想
や意見（クチコミ評価レビュー）が集まってきます。NM81609 モデルに関して指摘
されてきた弱点を、今後のシーズン以降のモデルチェンジで改善してほしいとの期待を
込めてまとめておきます。また NM81609 を検討している方は参考にされて下さい。
リュックとしての機能
ノート PC の固定用ストラップとクッションが無い
BC ヒューズボックス NM81630 リュックでも同じですが、NM81609 モデルでは内部
にノートパソコンを固定できるストラップが無いです。例えばプロフューズボックス
NM81452 のようにノート PC をしっかり固定できるベルトがついていれば持ち運びの
時に安心できます。しかもトートバックなので上の口はファスナーではなくてメタル
フック付きのストラップになってます。ノートパソコンを持ち運んでいる際にバッグを
傾けてしまったりすると中に入れてる荷物が飛び出す危険性もあってご注意下さい。
特に NM81609 モデルをリュックとして使ってる時に、前にかがんでバックを傾けすぎ
たりすると中身の持ち物が飛び出すと報告していたユーザーさんが数名程いました。
それからノート PC が入るスリーブは底の部分に衝撃を吸収できる保護用のクッション
が無く、トートバッグを床に置く際はぶつけて故障させないように注意して下さい。
上部の口が止水ファスナーでなくフックで雨だと…
基本はトートバックなので上部の口部分がファスナーでなくても仕方ないです。でも、
ユーザーさん的にはスナップボタンと固定用のストラップであったり、フックやベル
クロ（マジックテープ式の固定する道具のこと）などよりもジッパーにしてほしいとの
意見が圧倒的に多かったです。チャックになってはいないので、中に入れている荷物
を取り出しやすいというメリットがある一方で、バッグを倒してしまうと中身の持ち物
が飛び出てきたりします。またリュックとして使ってる際にはユーザーさんにとって
『 ひょっとして、知らない間に中の荷物を落としていないだろうか?! 』と心配で不安
になってしまう面があります。あと雨の日にはどのような使い方をしていてもトート
バックの中に水が入ってきてしまいやすいです。できれば止水ファスナーにしてほしい
との要望が多かったです。シャトルデイパックの旧型の NM81212 モデル みたいに
止水ジッパーがあると急な雨の時などに実用的でとても助かるという感想は当然に理解
できます。でも、その一方で止水チャックとまた別の解決方法として雨天の際に使用
できるレインカバーがほしいというユーザーさんたちもいました。シャトルデイパック
は専用のオフィシャル公式のレインカバーが発売されてます。NM81609 と比べると
- シャトルデイパック NM81602 のサイズ 46 × 29 × 14 cm
- トートバッグ NM81609 のサイズ 39.5 x 28 x 13.5 cm
のようにトートバックの方が少し小さいので、シャトルデイパック用のレインカバーを
NM81609 モデルに使えることになります。出張などで遠出をする時には便利です。
リュックのショルダーベルトが背負ってるとズレる
これは他のリュックの商品でも同じですが、NM81609 モデルを背負ってる際に肩ひも
の素材が原因となっていて、肩からショルダーハーネスがズレて下がってきてしまう
という指摘がユーザーさんからありました。できればリュックの左右にあるストラップ
をつなげられると良かったとのことですが、下記のチェストベルトで解決できます。
ショルダーハーネスと背中の通気性が悪くて蒸れる
リュックのショルダーベルトと背中の部分がメッシュ加工になってないので、夏などに
長く背負っていると熱がこもって蒸れるという感想がユーザーさんからありました。
NM81609 モデルはトートバッグ（手さげ）になり、ショルダーバック（肩さげ）にも
なります。暑くて肩や背中が蒸れたりしたら、持ち方を変えるだけで解決できます。
それから余談ですが、ぶっちゃけて言ってしまうと、本来はトートバッグの商品です。
背負い心地は BC ヒューズボックス NM81630 などのリュックと同じではないです。
どちらかと言うと、ショルダーバックやリュックとしての機能は補助的な存在で、両者
のスペックをガッツリと求めるべきではなく価格相応の内容であるとご理解下さい。
リュックのショルダーベルトと背面にパッドが無い
リュックのショルダーハーネスと背中が接する背面部分にパッドがありません。従って
重い荷物を入れている場合や、長い時間リュックを背負って移動する時に痛くなって
使いにくいという意見がありました。でもトートバッグはサイズ的に、そんなに大きく
かさばって重いモノは入らないです。そもそもデイパックやバックパックという設定
ではなくて本質はトートバックです。肩や背中のところに厚めのパッドがついていない
のは仕方ない面があります。あまり重い持ち物を持ち運ぶのは NG ということです。
ショルダーハーネスをしまう専用の収納場所が無い
リュックのショルダーハーネスについて専用の入れるスペースは用意されていません。
例えばシャトル 3WAY デイパック NM81601 のように肩ひもの収納はできません。
ショルダーバッグのショルダーベルトよりはうざくないですが、リュックのショルダー
ストラップは使わない場面ではしまえると良いとユーザーさんたちは希望してます。
ショルダーバックとしての機能
バックルが無くてショルダーベルトを調節できない
ショルダーバッグとして NM81609 を使う際に、ショルダーストラップの好みの長さは
人それぞれ違います。従って、バックルをつけてショルダーベルトの長さをユーザー
さんが自由に調整できるように是非してほしいとの声が多くありました。調節できない
と人によって長すぎたり短かったり邪魔だったり違和感があったりと色々大変です。
ショルダーバックの肩ひもの部分に肩パッドが無い
リュックのショルダーベルトや背中の当たるところと同じでショルダーバッグの肩ひも
の部分に肩パッドがついてないです。しかし値段相応の装備という事情もあります。
ショルダーストラップを収納できるスペースが無い
肩にかけるショルダーベルトを収納できる専用の場所がありません。リュックやトート
バックとして使ってる時には外に出しておくか、バッグの中に適当に入れておくしか
ないです。使っている際にうざいと感じる場面があり、ショルダーストラップは着脱式
にしてほしいとの意見が多いです。内部に入れてると物の出し入れの時に邪魔です。
その他
デザインと見た目はスタイリッシュで問題ないが…
トートバッグ全体のデザインや見た目（ルックス）に関してはカッコいいなどの好意的
な評価ばかりでした。実際、見た感じで気に入って買ったユーザーさんは多いです。
でも見た目の生地の質感や、触った時の感触（触感）などは価格相応であると分かって
おいて下さい。1万円前後の製品なのでそれ程ハイレベルで豪華な感じではないです。
内側が黒系の配色のモデルは手荷物を見分けにくい
これは弱点という程の問題ではないですが、トートバッグの内側が暗い黒系の色である
よりも、オレンジ色などの明るい蛍光色の方が暗い場所などで中身の持ち物を見分け
やすいと指摘がありました。トートバックは一般に中に入れた荷物を探してしまう場面
があり、外側と内側で配色を変えた方が所持品を見分けやすく便利ということです。
荷物が多いので内部に間仕切り用のバッグがほしい
これもトートバッグの欠点とまでは言えないです。容量は 19L と小さめですが、沢山
の持ち物を入れられます。だから中で荷物が迷子になって行方不明になりやすく、
できれば中仕切り用のバックが付属してると良いというユーザーさんたちがいました。
小物用のポケットは内側に3個ありますが、さらに必要な方は下記をご検討下さい。
トートバックのユーザーはどのくらい荷物を入れてるか？の例
BC ヒューズボックストートバッグ NM81609 モデルを使ってるユーザーさんが日常で
どのような物を入れてるか？気になる方もいるでしょうから、例を示しておきます。
以下はごく一般的なサンプルになりますが
500ml のペットボトル、タオル、マフラー、ハンカチ、ティッシュ、財布、スマホ、
充電器、お弁当箱、文庫本、雑誌、ノートパソコン、PC の周辺機器、文房具、書類、
ノート、携帯用の音楽プレーヤー、化粧ポーチ、デジカメ、ガム、アメ、マスク
くらいならゆとりをもって持ち運べます。
例えば、電車やバスの中で混雑している際にはリュックを背負っていると周りへ迷惑に
なるので手さげや肩さげにして、降りて歩いている時は背負うなどと工夫できます。
≫ 目次ページへ
