診療情報管理士HIMの資格の取得に必要なコストの金額と内訳
『診療情報管理士の資格を取得するのにコストはどのくらいかかるのでしょうか?』と
読者の方達から質問を頂きました。日本病院会様の通信教育講座を利用する場合は大学
や専門学校と資格の学校を経由するケースと比べてかなり安くはなります。それでも、
費用はどのくらい必要になるのか?は誰しも気になるところなので説明しておきます。
診療情報管理士の資格を取る為のコスト
診療情報管理士の資格を取得するのに要する費用はざっくりと以下のようになります。
大学や専門学校と資格の学校に比べれば安くなりますが、額面的には結構かかります。
- 通信教育講座の基礎分野の受講料 11万円(税込)
- 通信教育講座の専門分野の受講料 11万円(税込)
- 診療録管理士の認定試験の受験料 1万円(税込)
- 診療録管理士の資格の認定登録料 3万円(税込)
- 医療の資格の模試と問題集等 約2.42万円(税込)(2025年時点)
- 認定試験の受験票のプリント代金 約60円(税込)
- オリジナル資料のプリント代金 約4000円(税込)
- 資料を閉じるファイル等の文具 約1000円(税込)
合計で約29万円は予め想定しておくべきです。その他に例えば日常でカフェ等で自習を
するなら場所代がかかりますし、認定試験を受験しに行く往復の交通費や通信教育講座
を受講する為の通信費(インターネットの利用料金)も必要になります。また認定試験
の受験勉強をする過程では一部の練習問題を印刷したり、オリジナルの資料を作ったり
しないといけません。それをしないと知識や演習の経験が不十分である為に認定試験の
点数が下がってしまいます。その資料を作成する際にネットプリント等で印刷した用紙
をA4のリングファイルに閉じるにはゲージパンチという文房具が要ります。一般的には
あまり知られてないですが、一度購入すれば永く使えますので準備しておいて下さい。


通信費等の雑費を含めて最終的に30万円以上は覚悟しておかないといけない資格です。
それに見合うだけの価値(リターン)がご自身的にあるかどうか?最初にゆっくり検討
してみて下さい。確かに医療事務の一般的な職種と比べれば診療録管理士の仕事は待遇
の条件が少し良いです。ただ30万円前後の費用と2年以上の歳月をかけて通信教育講座
を受講したとしても最後の認定試験に合格できるとは限りません。更に診療情報管理士
としての仕事がご自身に合っているかどうか?もやってみないと分かりません。受講を
しない場合のメリットとデメリットを天秤にかけて考えてみて、デメリットがメリット
より著しく大きくなると思えるのなら、チャレンジをしてみても良いかもしれません。
例えば国立大学では診療録管理士の養成課程は無くて私立大学のみです。卒業するまで
の学費は数百万円単位でかかります。通信教育講座はそれに比べればリーズナブルだと
感じられる金額ですが、途中で退学や除籍になる方達もいます。そして最後の認定試験
に欠席をする方達もいます。挑戦するかどうか?コストを含めてよく検討して下さい。
