認定試験での基礎分野と専門分野の受験勉強の順序と時間配分
先日『専門課程の科目試験がなんとか終わって、これから認定試験の受験勉強を始める
のですが、基礎分野と専門分野の勉強の順序や時間配分はどうすれば良いですか?』と
読者の方達から質問を頂きました。受験勉強を始めようとしている時には知らないこと
や分からないことが誰しも沢山あるものです。最初にしっかりと覚えておいて下さい。
基礎課程と専門課程はどちらが先か?
専門分野の科目試験で全ての章について合格してめでたく通信教育講座を修了となった
後に認定試験への受験勉強を始めると仮定します。科目試験を終えた時点では受験勉強
用の知識や演習の経験は全く無い状態です。まっさらな状況で受験勉強の作業を始めて
いくことになります。結論から先に申し上げておくと、基礎課程と専門課程の受験勉強
は必ず同時に進めて下さい。因みに認定試験での問題の難易度は基礎分野>>専門分野
となります。それは主に知らない疾患の病態等が数多く出題されて激ムズな展開になる
からです。従って受験勉強を開始して当面は基礎課程の疾病の読み方や病態、ICD-10
のコード等をとにかく調べて理解することに労力と時間を大きく割く必要があります。
その一方で専門分野は日常で医療の現場において見聞きしているような用語が登場して
模試問題や一問一答の問題集を読んでいても楽しいとか、興味深い等と感じ易いです。
つまり異常に難しいとか、調べて理解するのがきついとは感じないような内容で、勉強
をし易いです。基礎課程を先に勉強して、それから専門課程へという流れにはしないで
必ず並行して両方を勉強して下さい。どちらか一方だけを勉強しているとその間にもう
片方を忘れてしまい、後で思い出すことから始めないといけなくなり、時間効率が悪い
からです。診療情報管理士の認定試験の受験勉強では、例えば基礎分野がよく分かって
ないと専門分野が分からない等のことは全くありませんので安心して勉強して下さい。
基礎課程と専門課程での時間配分は?
診療情報管理士の通信教育講座で基礎分野から履修される方達にとっては、受験勉強を
する際に労力と時間の負担の大きさが基礎課程>>専門課程となります。やり始めると
分かりますが、基礎分野では知らない病気名が膨大に登場して、それらの読み方や病態
とICD-10のコード等を調べて理解することから始めなければならない為です。例えば
漢字で書かれている疾患名は或る程度はどんな病態なのか?調べなくても想像できます
が、カタカナ表記だとそうもいきません。数百個単位で細かく調べないといけません。
その一方で専門課程も知らない用語は出てきますが、その多くは医療機関の現場で実際
に使われている言葉で、そんなに難しいという印象は生じないです。医療事務の職種で
お仕事をされている方達にとっては馴染みがある語句ばかりで、受験勉強もそれ程苦に
ならないです。そこで受験勉強を始めた初期の段階では基礎課程を専門課程よりも多く
時間と労力を割いて注力しなければいけません。基礎分野と専門分野を同時に勉強する
ことは大切ですが、最初の頃はとにかく8~9割の時間と労力を基礎課程に集中させる
くらいの目安で重点的に取り組んで下さい。そして受験勉強の進捗具合いに応じてその
後に専門課程の比重を大きくしたりして調節しながら進めていって下さい。受験勉強に
慣れていないうちは基礎分野の調べて理解する作業が相当にきついですが、そこで挫折
してしまうと診療録管理士の資格は取れなくなり、覚悟と決意を持って臨んで下さい。
