医療事務系最難関の公的資格レセ認歯科試験での途中退室の是非
当方は今までに医療系の国家資格を含む国家試験や大学入試、大学受験用の模擬試験等
で試験監督員の仕事を経験してきました。テストによっては非常に途中での退室が多い
ケースがあり、そのことについては個人的な意見ですが、疑問に思うところが以前から
ありました。診療報酬請求事務能力認定試験(歯科)ではどうなのか?語ってみます。
試験中に途中で退室をする行為
結論から先に書くと診療報酬請求事務能力認定試験(歯科)(レセ認)で途中退室する
人はかなり稀です。実技試験と学科試験で問題の分量が多く、1巡目を解いた後に2巡目
で見直しをする時間をきちんと取る為には時間配分に注意して、解くスピードを事前に
練習して上げておかないといけません。見直しの時間を取るのが難しいくらいのテスト
なので、要は途中退室をする受験生が殆どいないのが実情です。時間配分の作戦に失敗
して2巡目以降で見直しができなかったことは受験生の自己責任です。それに関しては
特に言及をしたい訳ではありません。ただ様々な試験で監督要員を務めてきた経験から
1巡目を解き終わって時間がまだ余っているのに見直しをせずに途中退室したり、2巡目
で見直しをろくにしないで試験時間が終わってしまう受験生があまりに多いという現実
があります。診療報酬請求事務能力認定試験(レセ認歯科)の試験は年に2回あります。
7月と12月で試験時間は3時間です。そんなレアな機会なので、どうか最後まで必死に
見直しを続けて得点をできるだけ上げられるように最善を尽くして臨んでほしいです。
1巡目を解き終えて、もう見直しをする必要が無いくらいに完璧な出来になれていると
自信がある人は一体どの程度いらっしゃるでしょうか?試験監督員の仕事をしてきて、
まだ時間が残ってるのに見直しを全力でしないで、1巡目を解き終えた後に簡単に途中
退室してしまう受験生の方達を数多く見てきました。そしてそんな人達の答案を見て
みると、答えが人それぞれでバラバラになっていて、もう見直しの必要が無いくらいに
完璧にできてるとは全く言えない状況でした。最後までベストを尽くしてほしいです。
途中で退室をする行為に対しては前々から反対の意見でした。まだ時間が残ってるのに
何故もっと見直しをして点数を上げようとしないのか?不思議に感じる機会が過去には
多くありました。軽やかに途中退室をする人程、何度もしっかりと見直しをして答案を
精一杯仕上げたとは言い難いように見受けられ、読者の皆様はどうお考えでしょうか?
