ザノースフェイスBCヒューズボックスの注意すべき11個の弱点
ザノースフェイスの BC ヒューズボックス NM81630 モデルについて、
例えば学生さんが部活などで使う用具の一式を入れて持ち運んだり、
通学やタウンユースなどに用いられることがとても多い人気のリュック
です。しかしその一方で、BC フューズボックスのユーザーの皆さん
から口コミ評価レビューとして指摘されてきた注意点で、デイパックを
持ち運ぶ時に知っておいて対策をするべき弱点もいくつかあります。
BC ヒューズボックスは仕事の通勤などより学校やスポーツ、レジャー
などで使われることが多いバックパックです。こちらの記事では
既に持っているユーザーさんと、これから購入を検討している方たちの
ために 欠点と、それを解決する方法 などをお伝えします。
目次
- 1 ザノースフェイスの BC フューズボックス NM81630 の主な弱点
- 1.1 弱点1 外側にペットボトルなどが入るボトルポケットが無いこと
- 1.2 弱点2 メインのコンパートメントのファスナーが開けづらいこと
- 1.3 弱点3 リュックの腰部分にウェストストラップがついてないこと
- 1.4 弱点4 ベンチレーションが無く暑いと汗で蒸れる場合があること
- 1.5 弱点5 持ち手の部分が細いヒモ状で長い時間の使用がきついこと
- 1.6 弱点6 底の部分が薄く重い物を多く入れる場合に不安があること
- 1.7 弱点7 表面がビニール素材で摩擦などに弱く傷つき易そうなこと
- 1.8 弱点8 リュックの底部分に底鋲(そこびょう)がついてないこと
- 1.9 弱点9 見るからに男性向きのリュックで女性には大き過ぎること
- 1.10 弱点10 ノート PC が入るポケットに固定用ベルトが無いこと
- 1.11 弱点11 人気商品で売れてるから街でよく見かけてかぶること
- 2 リュックの欠点ではないけれど複数のユーザーが気にしていた点
- 3 リュックの購入を最終的に検討する時に忘れてはいけない注意点
ザノースフェイスの BC フューズボックス NM81630 の主な弱点
BC ヒューズボックスはわりと社会人の方よりも学生さんなどのユーザーが
多いバックパックです。
多くのユーザーさんが日常で使う中で実際にどんなことを気にしていて、
不満などがあって指摘していたのか?の情報を整理して、
併せて、そのいくつかの弱点を克服するにはどのようにすれば良いのか?
その欠点の解決の方法を具体的に説明していきます。
弱点1 外側にペットボトルなどが入るボトルポケットが無いこと
これはけっこう気にしているユーザーさんがいました。アウトドアでのレジャー
などに使われているケースが多い BC フューズボックスであり、
『 デイパックの外側に折りたたみの傘や登山用のストック、ペットボトル、水筒
などの細長いアイテムを入れておけるホルダーがほしかった 』
という声が目立ちました。因みに、プロヒューズボックスの場合にはリュックの
外側の両サイドにボトルポケットが1個ずつあります。
そしてコンプレッションストラップによって、そのペットボトルや傘、水筒など
の外に出ているアイテムを固定しておけるようになっています。
しかし、BC ヒューズボックスには、メインのコンパートメント(収納部分)の
内側にペットボトルなどを入れておける
ボトルポケットが1個ついています。従って、プロフューズボックスと比較して、
そんなにこの点で不便であるとは言えません。
弱点2 メインのコンパートメントのファスナーが開けづらいこと
メインのコンパートメント部分のジッパーがかたくて開け閉めをしづらいという
不満が多くのユーザーさんからありました。
ただ、これは BC フューズボックスに限らず、一般にどんなリュックやバッグ、
カバンなどでもよくあることで、誰しもがうざいと悩んでいる問題なのです。
この点についてはリュックを購入して使い始める時に新品であるためにかたくて
開け閉めがしづらくて、
デイパックを使ってる間にこなれてきて開けやすくなってくる場合もあります。
しかし、ユーザーさんによっては
次第に慣れてきて開け閉めしやすくはならなかったという報告もあります。その
ようなケースのために解決方法として クレ 556 を紹介しておきます。
クレ 556 は例えば、自転車やバイクなどにも潤滑油やサビ止め剤として使えて
かなり有名でスタンダードな商品です。
大雨などに備えて、仮にそんなにバックパックのチャックが開け閉めしづらいと
感じてはいなくても、1本用意しておいて日頃さしておくと良いです。
因みに様々なバッグやカバンなどで、どうしてファスナーの開け閉めのしづらさ
がいつも生じるのか?の理由は下記 ↓ の記事で解説されています。
ご参考までに、BC ヒューズボックスとプロフューズボックスは止水ジッパーに
なっていず、構造的に完全な防水仕様ではないです。
デイパックは防水加工にはなっていて、普通程度の雨くらいなら問題はないです
が、大雨の場合には上記の クレ 556 をさしておいて、
その上で、どうしても濡れるとまずい大切な物については別途、ビニール袋など
に入れて事前に保護しておくことで対応できます。
また、はっ水とはつ油の機能がある モンベル SRスプレー をリュックの表面
に吹きかけておくと防水機能が向上します。
そして BC フューズボックスとプロヒューズボックスには専用のオフィシャルの
レインカバーが発売されてませんが、下記 ↓ の代わりのアイテムがあります。
弱点3 リュックの腰部分にウェストストラップがついてないこと
BC ヒューズボックスには胸部にチェストストラップがついていますが、腰の部分
にウエストストラップがありません。
腰にハーネスがついていないので、長い時間バックパックを使ってると腰を痛めて
しまうという意見が一部ではありました。
リュックの腰の部分にはウェストストラップがあると良いという声は一般にあり、
腰のところに使える ストラップ を紹介しておきます。
本来は胸部分の固定用ベルトですが、このストラップを腰の部分につけて使用する
ことで、デイパックを背負っている時の安定性を高められます。
弱点4 ベンチレーションが無く暑いと汗で蒸れる場合があること
プロヒューズボックスはショルダーストラップの肩ひもの部分にベンチレーション
(通気性を確保するためのメッシュ状の穴)がついています。でも
BC フューズボックスにはベンチレーションがついてません。そして、ショルダー
ハーネスのスペック(機能性)が高くて肩や背中、腰などへの
フィット感が良いです。そのために暑い時には、デイパックが身体に当たっている
部分に熱がこもって蒸れる場合があります。
この点については、特に解決するためのアイテムを紹介することはできませんが、
一般にはバックパックを背負っている際に熱がこもって暑くなることと、蒸れて
汗をかく状態を完璧に防止することは難しいです。それができる完全なスペックを
そなえてるリュックは存在しません。着衣の量などで温度の調節をして下さい。
弱点5 持ち手の部分が細いヒモ状で長い時間の使用がきついこと
BC ヒューズボックスは、中にモノを入れていてかさばっている状態だとけっこう
大きい(サイズは 46 x 33 x 15 cm)です。
そのため、満員の電車やバスなどではリュックを背負ってそのまま立っていること
は控えるべきです。それは周りから高確率でひんしゅくを買ってしまいます。
車内でのアナウンスでも言われますが、持ち手の部分を使って手で持ってるとか、
もしくは座席の上の荷棚にデイパックを置いておくとか、
座席に座りながら周りの人へ迷惑にならないようにバックパックを膝の上に置いて
おくなどの配慮を混雑している際にはすべきです。
その時に ↑ の画像のように取っ手の部分は細いひも状になっていて、そのために
手にくい込んでしまい、
長い時間、その状態でループを持っているのはきついとの感想がユーザーさんたち
からありました。
この問題については 持ち手の部分につけるカバー を使用することで解決でき
ます。
このカバーは取っ手の部分だけではなくて例えば、肩にかけて使うカバンで肩ひも
(ショルダーストラップ)の部分につけて
肩にかかる負担や痛み、疲れなどを軽減することもできます。また、BC フューズ
ボックスを背負っている際には、
電車やバスなどの中以外でも例えば、せまい通路にいる場面などでも、同様に周り
の方たちへの配慮を忘れないようにして下さい。
弱点6 底の部分が薄く重い物を多く入れる場合に不安があること
プロヒューズボックスと同様に BC フューズボックスも底の部分が薄いです。その
点について例えば、重い教科書などの本や部活の道具を日常で多めに入れながら
使っているような学生さんの場合には心配になると、ユーザーさんたちから意見が
ありました。あまり重いモノを多く入れて移動してると、一般にデイパックの底
部分の布が伸びて痛めてしまい、いわゆるオニギリの形にリュックがなっていき、
形くずれを起こしてしまう可能性があります。
ヒューズボックスの耐荷重量(どのくらいの重さまで耐えられるか?)は 3~5kg
程度が目安となります。それ以上の重さの荷物ではダメージが大きくなります。
重い荷物を多めに入れて持ち運びたいニーズがある場合には、バッグ用の底板
を BC フューズボックスの底部分のサイズ(33 × 15 cm)に合うように
カットして中敷きとして入れて使うと、重い持ち物を入れることで底の部分を痛め
たり、底の布地がたるんで伸びてしまって型崩れすることなどを防げます。
弱点7 表面がビニール素材で摩擦などに弱く傷つき易そうなこと
プロヒューズボックスと同様に BC フューズボックスについても表面はビニール
の素材っぽく見えます。
しかし実際には “ぽく見えるだけ” であって塩化ビニルなどの素材ではなくて、
TPE ファブリックラミネートのポリエステルです。
この素材は摩擦などのこすれに強くて、また防水性も高いのが特長
です。従って、少なくとも
『 リュックの表面がなんかビニール素材っぽくて、弱そうで、すぐにどこかに
こすれて傷ついたりするんじゃないか?! 』
というような心配は不要です。それなりに多くのユーザーさんたちからこの問題
については同様の意見がありましたが、安心して下さい。
弱点8 リュックの底部分に底鋲(そこびょう)がついてないこと
これは一部のユーザーさんたちからリクエストがありました。例えば駅のホーム
などにいる時に
ちょっとリュックを足元に置いて、底の表面の部分が濡れたり、汚れたりしない
ようにできたらイイという要望です。
この点について、当サイトの編集部の担当者としては当初、あまり解決をすべき
必要性を感じませんでした。
底びょうをつけてまで、地面に直接どうしてもバックパックを置きたいか?とか
考えると、ちょっとそばの近くにある椅子などのスペースに
デイパックを置けば済むことなので、それ程、多くの人に必要とされるニーズは
無さそうだと判断しました。
でもその一方で、当サイトがリサーチした範囲の中で一部には気にする方たちも
いたので、安価な 底びょうのセット を紹介しておきます。
駅のホームで並んで電車を待っている場合などでは、その場を離れられないので
リュックをちょっと床(地面)に置いて
スマホをいじって調べモノをするとか、そのくらいの場面なら日常で誰しもある
かなと配慮して、底鋲の情報をお伝えすることにしました。
弱点9 見るからに男性向きのリュックで女性には大き過ぎること
これは一部の女性から意見がありました。デイパックとしてスペック的に優れて
いて、見た目のデザインもカッコ良くて、
信頼と人気があるザノースフェイスのバックパックで申し分ないけれど、しかし
女性には普通に大き過ぎて、BC フューズボックスの
女性用のリュックがほしいとリクエストがありました。でも製造メーカーである
THE NORTH FACE 社としては宣伝用のモデルさんに
女性を起用していることもあって、特に性別や年齢などを限定してターゲットに
設定しているバックパックの商品ではないです。
実際に、ノートパソコンを持ち運ぶための PC バッグや通学、スポーツ用のデイ
パックなどの目的で使ってる女性は学生さん以外に社会人さんも大勢います。
ただし女性が通勤や通学、スポーツ、ショッピングなどのタウンユースの目的で
購入される際には身長などとのバランスについて事前に確認をされて下さい。
その上で、どうしてもサイズ的に大きすぎて気持ちが引いてしまう場合には少し
小さい 21L サイズの BC フューズボックスをご検討下さい。例えば、男性で
大学生さんなどでも 30L のバックパックは用途的にあまり必要無いので小さめ
のキッズ(子供)・レディース(女性)用を愛用されている方たちもいます。
弱点10 ノート PC が入るポケットに固定用ベルトが無いこと
BC ヒューズボックス NM81630 は 15.6 インチまでのノートパソコンを収納
することができます。でもプロフューズボックス NM81452 とは違って背中
が接する部分にある、ノート PC が入る大きめのポケットに固定用のストラップ
がありません。従って、ノートパソコンを持ち運ぶ時にはデイパックを逆さに
したり、傾けたりしてノート PC が飛び出してしまって、落として故障させたり
しないように注意して下さい。上部のファスナーを必ず閉めておいて下さい。
弱点11 人気商品で売れてるから街でよく見かけてかぶること
この点はプロフューズボックスと同じで、多くのユーザーさんたちが購入する前
に気にされていました。
周りの方とかぶってしまうから嫌だという感覚や考え方の人の場合には仕方ない
ですが、素材感や機能性(スペック)、ブランド名、
その他に売れ筋の人気商品であることなどから、それでも BC ヒューズボックス
を購入されていくユーザーさんはとても多いです。
多くの方は、実際に周りの人とかぶらないカラー(配色)にするよう気をつける
という選択をしています。
あとその他に、気に入ってるリュックなのでモデルチェンジして廃盤になる前に
色違いを複数個、予備として購入しておくという方たちもいました。
リュックの欠点ではないけれど複数のユーザーが気にしていた点
BC ヒューズボックスのユーザーさんたちがレビューしていた主な弱点は以上の
ようになります。
その他に弱点とまでは言えないが、ユーザーさんたちが気にしていた点を併せて
以下で紹介しておきますので参考にされて下さい。
気になる点1 雨に濡れると表面の部分にアトが残ってしまうこと
これは当サイトの編集部の担当者としては全く気にならなかったことです。でも
雨が降ってリュックが濡れると
濡れたアトが残ってしまうことを気にしてるユーザーさんが一部にはいました。
ただ、ふかないでいるとアトが残ってしまうケースがあるというだけです。
そしてその他に、リュックの表面は多少の汚れであれば布でササッと拭くことで
キレイになる素材ですので、汚れなどを気にする必要性はあまりないです。
気になる点2 メインの収容部分のサイドにファスナーが無いこと
メインのコンパートメント(収納部分)について、プロヒューズボックスと同様
に BC フューズボックスも
上のフタの部分に1個だけファスナーがついています。それが不便であると指摘
していたユーザーさんは多かったです。
リュックが大きくてかさばって底の方にある物を取り出すのが大変である場面が
あるからですが、
バックパックのサイド(上部のフタと底の中間くらいの位置)に、縦方向でも横
(水平)方向でも良いのでもう1個くらいジッパーがあると、より便利になる
という意見でした。これは今後のシーズン以降のモデルチェンジでの新作モデル
に期待をしておくことにします。
それから BC ヒューズボックスとプロフューズボックスのどちらを購入するか?
で迷っている方も多いです。両者の違いは下記の記事を参考にされて下さい。
気になる点3 裏地の部分のカラーは明るい色が良い?それとも…
これはリュックの内部が黒やグレーなどの暗い系の色だと、暗い場所などで中に
しまっている物をすぐに見つけられなくて不便であるという感想と、
それとは逆に、バックパックの内側が明るい色であることを嫌がるユーザーさん
も、その一方ではいます。要は感覚や考え方、好みなどの問題です。
デイパックの内側の色を明るい蛍光色などにするか、それとも暗めの色にするか
は、明るい色の方が使いやすいとか便利であると必ずしも言い切れないです。
BC フューズボックスを購入されたい方はこの点について、どっちがご自身的に
イイのか?をよく検討されて下さい。
リュックの購入を最終的に検討する時に忘れてはいけない注意点
最後に、当サイトの読者の皆さんのために、購入を実際に検討している段階での
注意点をお伝えしておきます。
通常は「このリュックを見てみたいな」とか、「このリュックがほしい」などと
皆さんが感じた場合には、どこのお店で買う?ネット通販でポチる?
などの流れを具体的に考えることになります。最近ではインターネットでの通販
ショッピングもだいぶ市民権を得て、広く普及してきました。でも、
当サイトで紹介しているリュックを購入する場合には、事前にまず最寄りの店舗
で実物を見て触って確認して、
それからオンラインで価格について、送料と手数料を含めて考慮して、最終的に
どこで買うか?を判断すべきです。
ネット通販は居ながらにして買い物ができて、時間や移動の手間、往復の交通費
などを節約できる、手軽で便利なショッピングの手段です。しかし
その一方で、家の近くのお店で商品を購入する場合と比べて注意点もあります。
そのあたりの事情は下記 ↓ の記事で詳しく説明されています。
ノースフェイスのデイパックは最近、街中でとてもよく見かけるくらいに超人気
のリュックだからと、実物を手に取って見て確認せずにネットで気軽にポチって
しまうユーザーさんも、実はすごく増えてきています。
しかし、バックパックは最低でも1~2年程度くらいは日常でずっと使うアイテム
です。商品の内容について後々、
クレームや何らかの問題などが起こることを防ぐために、最終的に購入を決めた
際にも、あわてないで急がないで、
実物を確認しに行く手間を惜しまないで下さい。当サイトの読者の皆さんには、
後々のトラブルを避けて、納得のできるお買い物をされてほしいです。
BC フューズボックスの価格は時価で変動していてネットショップ様
によって異なっています( 10000~16000円 )。
今なら、送料と手数料が無料となっています。
【追記】
2017年12月に BC ヒューズボックス 2 NM81817 がリリースされました。商品型番を
変えて新色カラーが増えただけのリニューアルでなく、内容が大幅に変更されました。
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