先日、熱心なアップル党の信徒と名のる読者の方たちから
『 ノースフェイス社がちょっと前にアップル社とコラボをして開発したバイト25という
バックパックがありますよね。あれって今流行ってるシャトルデイパックとよく似てる
けど、比較するとどんな違いがあって、どっちがハイスペックで “買い” なんですか? 』
と相談の連絡を頂きました。当サイトではこれまで BACKPACK BITE25 という商品に
特に注目はしてませんでしたが、シャトルデイパックと比較して
どっちがイイのか?と率直に質問をもらってしまいましたので、編集部の担当者で協力
して、口コミでの評価のレビューを比較して回答しておきます。
目次
ノースフェイス社がアップル社とコラボして開発したリュックのバイト25
【Q60】 バイト25とシャトルデイパックの違いの比較評価のレビュー
【A60】
ノースフェイス社製のデイパックのバイト25 NM81513 についてシャトルデイパック
NM81602 とのスペック面での違いを説明します。
このように ↑↓ 、両者の見た目はとてもよく似ています。
どちらのリュックも社会人の方たちが仕事で通勤用などに使えるアイテムです。
相違点1 カラーバリエーション(配色)の個数に差があること
バイト25の カラー(配色)は K ブラックと BS ブラックシルバーのみ です。
それに対して、シャトルデイパックは以下の4色があります。
- K ブラック
- CS コスミックブルー
- NA ナツメグタン
- W TNF ホワイト( TNF = THE NORTH FACE )
その後2016~2017年にシャトルデイパック NM81602 やシャトルデイパックスリム
NM81603 には8色ほどの新色カラーが登場しています。
それらのカラーリングに関して興味がある方は下記 ↓ の記事をご覧下さい。
また、ノースフェイス社製のバックパックについては新色カラーがいつ出るのか?新作
モデルはどのくらいの周期でリリースされるのか?などのお問い合せが非常に多く、
当サイトの編集部としてそのご相談に応えるために下記の記事でカラーバリエーション
の移り変わりの様子や、新しい製品が発表される大体のペースなどを解説してます。
相違点2 表地の素材とサイズ、重さの基本データが異なること
バイト25は2014年5月に発売されたリュックで、基本データは
- 表面の主な素材 840D PU コーテッドナイロン
- サイズ(大きさ) 46 × 29 × 17 cm(センチ)
- 容量(容積) 25 L(リットル)
- 重さ(重量) 1080 g(グラム)
となってます。このバイト25はノースフェイス社とアップル社がコラボをして開発した
商品で、アップルの製品を入れて持ち運びしやすいバックパックをつくる
というのが大元の企画のコンセプトでした。例えば MacBook であるとか、iPhone や
iPad、周辺機器、サプライ用品などを快適に収納して持ち運べる、アップル社の
製品向けのリュックという感じです。その後、2015年12月に当サイトで主に紹介して
いるシャトルデイパック NM81602 がその後継のモデルとして発表されました。
その一方で、シャトルデイパックの基本データは
- 表面の主な素材 1050D コーデュラバリスティック (R) ナイロン
- サイズ(大きさ) 46 × 29 × 14 cm(センチ)
- 容量(容積) 25 L(リットル)
- 重さ(重量) 1090 g(グラム)
となっています。表面に使われている素材について、バイト25は 840D PU コーテッド
ナイロンという、ポリエステルでコーティングされたナイロンです。
シャトルデイパックは 1050D コーデュラバリスティック (R) ナイロンでこすれること
に対しての耐久性(強度)や、はっ水性(耐水性)などの面で実質、違いは無いです。
また素材やバックパックの基本的なつくりがほぼ変わらないので耐用年数も同じです。
普通に丁寧に使っている分には、どちらも2~3年くらいは余裕でもってくれます。
バイト25とシャトルデイパックは普通に自立ができます。そして中に手荷物をある程度
入れている時には、より自立しやすいです。
ただ、購入してから時間が過ぎて使い込んでいくと、どんなリュックであっても表面の
素材などがやわらかくなってきて、形の型崩れが起こりやすくなってきます。
基本的に形くずれを全くしないデイパックは一般にはあり得ないので、気になるように
なってきた際には下記 ↓ の記事で説明されている方法で解決をして下さい。
またシャトルデイパックは17インチまでのノートパソコンを収納できて、バイト25も
同じで17インチまで持ち運べます。
相違点3 スーツケース上で横向きでキャリーオンできないこと
シャトルデイパックはユーザーさんの背中が接する背面の部分にスリット(穴)があり、
そこにスーツケースのキャリーバーを通すことで、バックパックを
横向きにしてキャリーオンさせることができます。出張などの場面で荷物をひとまとめ
にしてコロコロと(重さを感じないで)軽く引いて移動できるので、
これは便利な機能であると評価されています。このスリットはバイト25には無いです。
ただ、シャトルデイパックをキャリーオンさせている時に、
ショルダーハーネスを背面の部分のスリット中に収納できるようにはなっていません。
従って、移動する際にショルダーストラップが若干、邪魔にはなってしまいます。
因みに、シャトルデイパックの旧型モデルである NM81212 はキャリーオンをさせてる
時にショルダーストラップをスリット中にしまえてスッキリと便利に移動できました。
相違点4 ショルダーベルト部分にスマホ用ポケットがあること
バイト25はショルダーストラップの部分にスマホ用のポケットがついています。これは
シャトルデイパックには無いです。
でもショルダーベルトの部分についてるスマホ用のポケットは大きさが約12.5 × 6 cm
で、例えば iPhone 5s にはピッタリでしたが、iPhone 6Plus に対しては
サイズが小さくて収納できなかったりして、アップル社の全ての製品へ完璧に大きさを
合せてあるわけではないです。
それから右肩のショルダーストラップのところについているスマホ専用のポケットには
フタがあって、面ファスナー(マジックテープ)になっています。
約12.5 × 6 cmまでの大きさのスマホを安全に入れられますが、日常での習慣でそこに
スマートフォンを入れないというユーザーさんたちからは
『 無理にどうしてもこの位置にスマホ用のポケットをつけなくてもよくて、取り外せる
ようにしておいてほしかった.. 』
という意見がありました。スマホを収納できるポケットであれば、バイト25とシャトル
デイパック共に、前面の上側のコンパートメントの部分に専用のポケットがあります。
この内部にあるスマホ用のポケットとメッシュのポケットであれば、ゆったりと色んな
サイズのアイテムを入れることができます。
メッシュのポケットの中にはキーフックが1本入っていてカギをつけておけます。あと
前面の下側についているポケットについて、
バイト25も、シャトルデイパックと同じで中に3個のアクセサリー(ACC)ポケットが
あります。この中には例えば、
スマホやガラケー(携帯電話)、携帯用の音楽プレーヤーなどのアイテムを収納できる
ようになっています。
ショルダーハーネスの部分について補足しておくと、バイト25とシャトルデイパックは
暑い時に蒸れるのをできるだけ防いで通気性を向上させるための穴である
ベンチレーションがついています。そんなに広い面積ではないですが、ある程度の効果
は期待できます。それから背中が接する背面の部分には、
両者でデザインの模様は違いますが、凹凸の部分があります。それによって背中の衣類
と背面の部分との間に少しスキマができて、空気が通り抜けるようになって、
適度に熱を逃がして蒸れるのを防止して、リュックのユーザーが快適に過ごせるように
と配慮がなされています。
シャトルデイパックとバイト25には、ショルダーストラップの部分にチェストベルトや
ウェストストラップなどはありません。
相違点5 外側の両サイドの底部分に小物用ポケットが無いこと
シャトルデイパックの両サイドの底の部分にあるホルダーポケットがバイト25には無い
です。このポケットは一応、スマホなどが入るサイズになっています。
でもファスナーやフタがついているポケットではないので、落とすと壊れる電子機器類
を入れておくのはダメです。
製造メーカーであるノースフェイス社としては折りたたみの傘などの小物を収納できる
ポケットという設定にしています。
メインのコンパートメント(収納)部分はシャトルデイパックとバイト25でファスナー
が3列になっていて、上部にある持ち手の部分のグラブハンドルは2個ずつあります。
↑ の画像のようにシャトルデイパックとバイト25で全てのファスナーにタブが最初の
状態ではついていません。
従って、ジッパーのタブが必要な場合は 別売りのタブ をチャックのところにつけて
からバックパックを使用されて下さい。
背中に接する背面の部分のコンパートメントには、ノートパソコンやタブレット、書類
を収納できて、目印となるマークがそれぞれに書いてある専用のスリーブがあります。
ポケットの底の部分には、床などにリュックを置く際の衝撃や振動などによるダメージ
を吸収できるクッションの素材がどちらにも入っているので安全で、安心できます。
以上の5点以外では、シャトルデイパックとバイト25に機能性の面でほぼ差は無い
です。
バイト25はシャトルデイパックと同じで止水ファスナーではなくて、そして表面の素材はほぼ
同様のナイロンで、素材の防水性能は軽いはっ水性があるだけとお考え下さい。
どうしてもバイト25を購入されたい場合にはシャトルデイパックと同様にレインカバー
などでの雨への対策が必要になります。
普通の雨程度なら、バックパックの中にはげしく水が入ることはあまりあり得ません。
でも大雨や嵐などの場面では、ぬれるとまずいリュックサックの中身を
ビニール袋などに入れて保護しながら、デイパックの全体を下記のようなレインカバー
で雨から守ることが大切です。
整理するとスペック面での違いは以上のような感じで、さらに知っておいてほしい
こととしてバイト25はノースフェイス社とアップル社がコラボした商品なので
『 Apple Online Store(アップルオンラインストア)』と『 THE NORTH FACE 社
の直営店 』での限定販売となっています。バイト25は身近にある最寄りの販売店で
購入することができず、アップルストアなどで探すしかない状況です。読者の皆さんに
とってこれは1つのネックというか、不便な点ではあります。
最後にコストについてバイト25は17000円前後でシャトルデイパックは15000円
前後です。シャトルデイパックの方が後に発売されたので、まだあまり値引きを
されていなくて普通だったら価格が高そうですが、でもシャトルデイパックはアマゾン
さんで買えるので、結果的に値引き率が大きくて激安になれているのです。
ノースフェイス社の直営店がどこにあるのか?を知りたい方は下記 ↓ の記事で住所や
連絡先などをご確認下さい。
これまでの内容をまとめると、バイト25は
アップル社の製品を収納するために最適化されたバックパックを、ノースフェイス社と
アップル社でコラボして開発して販売していきましょう
というコンセプトで誕生したデイパックです。
口コミでの評価のレビューを細かく比較して見てみると、実際にはすごくスペックの面
で差があるとか、林檎教の信者さんたちにとって大きなメリットがあるとか、
そういう製品では全く無いです。一部のポケットやスリットなどの有無だけが、両者の
主な違いであるという分析の結果になりました。その他に例えば、
アップル製品の熱い教徒の方たちが特別に喜ぶような、リンゴマークつきの特殊なデザ
インなどになっているとか、そういうビジュアル面での特典も別に… ありません。
バイト25は表面の右上の部分に目立つ形でノースフェイスのロゴマークがあって、シャ
トルデイパックの場合には右下の部分に目立たない形で地味に
ロゴマークがついてます。収納のスペックの面でもアップル社の製品だけを快適にしま
えるとかではなくて、他社の製品も普通に便利に持ち歩けてしまいます。
余談ですが、リュックはあまり重い荷物を沢山入れて長時間、持ち運んでいると一般に
形の型崩れの原因になってしまいます。どのくらいの重さの手荷物までなら
耐えられるようにバックパックが設計されているのか?の耐荷重量( kg )については
製造メーカーであるノースフェイス社から両方共、発表されていません。
製品に関係する製造や販売上の指標として特に不要なので未計測なのかもしれません。
しかし TNF の各リュックでは経験上 5kg 程度までなら余裕で耐えられる感じです。
因みに、リュックの形の型崩れの問題はバックパックを使っているユーザーにとっては
誰しも永遠のテーマと言える感じの気になる課題です。でも、
当サイトではベストと考えられる対処の方法が下記のように見つかったことで、多くの
読者の皆さんからとても良い反響を頂けています。
そして最終的にはコストの面で2000円程度の差があって、さらに購入できるルートに
ついてバイト25の場合には特殊に制限が存在してしまいます。
調査してみた結果、以上のような背景があるので当サイトとしては従来から紹介をして
きたシャトルデイパックの方を読者の皆さんへより強く推す結論になりました。
シャトルデイパックは2016年7月に新色カラーが3色登場しています。
- KB ブラック × ブラックウォッチ
- CB コスミックブルー × ブラックウォッチ
- NT ニュートープグリーン
【追記】
補足をしておきますが、
『 K ブラックの色と KB ブラック × ブラックウォッチのカラーの違いは? 』
『 CS コスミックブルーと CB コスミックブルー × ブラックウォッチ の違いは? 』
というお問い合せを多数、読者の方たちから頂きました。
これらの色は、要は外側のカラーが一緒でリュックの中身(内部)の配色が違います。
異なる点はただそれだけです。その他に機能性(スペック)などは全て同じです。
シャトルデイパックスリム NM81603 や、シャトル 3WAY デイパック NM81601
での KB と CB の色についても同様です。
当サイト ザノースフェイスハック TNFH ではシャトルデイパックのどのカラーが
一番売れてきて人気があったのか?は下記 ↓ の記事で発表されています。
その他にシャトルデイパックにスペックの面でどのような特徴があったり、欠点が
隠されているのか?などの話題については下記 ↓ の記事で解説されています。
例えば、医師だとマックユーザーが多いから、こういうバイトシリーズみたいなのは “雰囲気的には” 好かれて売れそうですね..
でも、その反面で、機能性を実際に比較してみると別に有利なところというか、優位性は特にないのね。。ORZ
これは、安定のシャトルの方がイイかなと思えました..
キャリーオンができると確かに便利なんだけど、でも電子機器類を運んでる時はオンさせたらダメってことなんですね
メモメモ…(._.*)y-。o0
私はアップル教の熱心な信徒なのですがw、今までどうしてもこのバイト25を買いかどうか⁉
判断がつかなかったんですよね・・😓
結局はスペック面であんまり強力な要素がないってこの記事のお陰で分かって、ふっ切れました😉✋
シャトルにしておきます😚🌟
バイト25はポケットの大きさをMacBook Airとかに合わせてあるってだけなんだ.. 🙃
そんだけなら、、却下でしょ🙅🏿😣
バイト25の方がスマートな感じで、見た目は好きだけど、でもスペック的にはシャトルな気がするねー (。・・。)
MacBook Pro とか使ってる人は、このバイトシリーズを使いたくなるのかな⁉😓
イマイチ、気持ちがよく分からないけど.. 😆
アップル教の信者ですけど、別にアップル社製って感じしないから、特にバイトシリーズは買わなかったね.. 😓🐻
このバイト25ってリュックは、アップルから出てるの⁉😚🍎
細かく機能面を比較すると、シャトルの方が一歩リードって感じみたいですねぇ🤓👌
シャトルは気に入ったのですが、横にしてキャリーオンの絵はなんかちょっとアレだなって思えました😓❌
ジッパーにタブがついてないと、大きいポケットが開けづらくてイライラするんだよね😥🐏
シャトルは使い始めてわりとすぐにショルダーハーネスがほつれるってホントですか⁉🤔
特にスペックで差がないのなら安い方を… ってなるけど、でも買えるショップが限定されてるとかなら、シャトルの方が.. ってなるかな❓🙋🐮