診療情報管理士の認定試験で合格に絶対必要なマインドセット
診療情報管理士に限らず、資格試験の受験勉強は取得するまでの道程が長くて険しい程
に『どのようなマインドセットを抱いて受験勉強に臨むか?』が重要になってきます。
ここでの『マインドセット』は受験勉強等での広義での『考え方、心の持ち方、姿勢』
の意味で使っています。マインドセットは人の日常での行動や判断、成長、生産性等に
大きく影響を及ぼす指標と言われています。例えばビジネスではマインドセットが個人
や組織のパフォーマンスに直接的な影響を来し『どのような設定にするか?』が非常に
重大な要素とされています。マインドセットは更に個人の学習能力やモチベーション、
組織全体の文化にまで影響することが明らかになっています。そこで宗教のような固定
的な思想を植え付けるのではなくて、診療情報管理士の認定試験の受験勉強で必ず合格
するにはこのようなマインドセットを携えて通信教育講座の課程に臨むべきという目安
を示しておきます。最初にどんなマインドセットを持っておくか?で受験勉強の結果は
大きく変わってくることから通教生の一般生と編入生の方達を応援する為に贈ります。
受験資格を得るまでのマインドセット
診療情報管理士の認定試験の受験資格は通信教育講座で通教生の一般生が48単位、また
編入生が24単位を修得することです。最後の科目試験で全ての科目に合格できなければ
認定試験は受験できません。そこまでの過程は実は勉強ではなくて、ただの作業です。
講義の動画を再生して、確認問題や練習問題と科目試験の問題を公式テキストやネット
等で調べながら解いて6割の合格基準点を超えれば良いだけです。この作業では個々の
項目を調べて理解して覚えるという所為が全く不要で、規程の内容を消化するだけで、
認定試験の受験資格を得る為のみの作業と割り切って最速で終了してしまって下さい。
因みにこの段階では認定試験の為に知識を増やしておく等の行為は一切必要無いです。
通信教育講座の通教生の方達は大半が医療事務の仕事をされている社会人の方達です。
働きながらで負担は小さくないですが、月に2章分程度のペースで完了させて下さい。
認定試験の受験までのマインドセット
認定試験の受験勉強は専門分野の科目試験の問題を全て解いて提出した時点で始められ
ます。勿論、専門課程の練習問題を速く解き終えてしまって科目試験まで数ヶ月くらい
残っていたりしたら、すぐに受験勉強を開始してしまって構いません。そして受験勉強
を始めたら、まずは膨大な数の調べ物をこなさなければなりません。病態やICD-10の
コード等をひたすら調べて理解する作業をすることになります。理解をする所作からは
作業ではなくて勉強になります。理解までをなんとか乗り超えられたら、次は模試問題
や一問一答の問題集と語呂合せ等の暗記本を徹底的に暗記することになります。教材を
開発して下さった株式会社エジュカルサポート様もメルマガの中で『診療情報管理士の
認定試験で必要なのは結局、暗記』と仰っています。ここが受験勉強における本質だと
明確に銘記しておいて下さい。但し、棒暗記や丸暗記だとちょっと選択肢の表現を変更
されただけですぐ対応できなくなるのでダメです。できるだけ事柄同士の関連性を意識
しながら知識を有機的につなげていくことが大切です。そうすることで覚え易くなり、
忘れにくく、思い出し易く、応用し易くもなれます。更に模試問題を参考に無駄になら
ない範囲で周辺知識まで広げてまとめて身につけておくことが肝要です。例えば合格率
が5%未満の士業の国家試験だと五肢択一式の選択問題で過去問題や模試問題等をやり
込んでいても全く初めて見るような、又は最後にどれにするのか?の決断で迷うような
難解でいやらしい肢が普通に沢山登場したりします。しかし診療情報管理士の認定試験
ではそこまでの難易度は無くて、上記の3個の教材をしっかり履修していれば消去法で
二択に絞った後に知識や演習の経験を総動員することで正解に達するのは決して難しく
ありません。調べたり、設問を解いたり、暗記したりする過程で辛さや苦しさを感じる
場面が多々訪れることでしょう。でもそこで『診療情報管理士の認定試験は結局は暗記
で乗り切れてそれ程難しいテストではないからなんとか乗り超えよう』というマインド
セットを思い出してご自身を鼓舞しながら受験勉強に励んで頑張り抜いてほしいです。
認定試験の試験会場で自分を支えてくれるのは、それまでに重ねてきた努力だけです。
難関とされる士業の国家資格の試験では選択問題の他に論文を書かせる記述式の設問が
有ったりして対策の方法が複雑で飛躍的に難しくなります。それに比べたら認定試験は
かなり平和な世界線であるとも言えます。当サイトで配信しているノウハウを信じて、
忠実に実行して最後まで努力をやり抜くことで全ての通教生に合格して頂きたいです。
