診療情報管理士の通信教育講座の専門分野を最速で終える方法
『診療情報管理士の通信教育講座の専門分野をこれから履修するのですが、どうすれば
効率良く乗り超えられるか?のアドバイスを頂けませんか』と読者の方達からご相談を
頂きました。そこで専門課程の24単位を最速で取得できるやり方を解説します。但し
方法論は人それぞれ異なりますので、有効だと感じられた部分のみを活用して下さい。
専門分野での講義の動画
専門課程は難しそうだからと、全ての受講生の方達が最初に授業の動画を見て専門分野
の内容を勉強しようとされそうですが、それは過ちです。講義は大半が医師の先生方に
よる動画です。例えば専門学校や資格の学校の講師の先生方とは分かり易さが全く違い
ます。因みに統計が関係する5~7章と最後の11・12章くらいは授業を最初に聴いても
無駄にはなりませんが、他の章は価値が無いので推奨できません。基礎課程と同じで、
講義の動画を最後まで視聴することが専門分野の修了要件の一つになっています。また
日本病院会様が動画の再生スピードを変えられないように事前に設定して下さっている
(親心)ので、まずは1~12章の全ての動画を再生してしまって下さい。それから大切
な作業は授業で使用されている全てのスライドをキャプチャして章毎に画像を分類して
保存することです。これは各章の練習問題を解く際に講義で出てくるスライドがないと
解けない設問が多くあるからです。スライドの画像ファイルは受講生の方達が個人的に
自習で利用する分には権利関係の侵害になりませんので以下のように保存して下さい。
【注意】キャプチャというのはプリントスクリーン(PrtSc)の動作をすることです。
それを画像編集ソフトで適宜トリミングしてスライドを全て保存して下さい。
たまにアニメーションが入っているスライドがありますが、できるだけ細かく
情報を記録して下さい。授業のスライドは練習問題の演習で必要だからです。
参考までに、各章で画像のファイルがどのくらいあるのか?を以下に示しておきます。
各章でそれなりに個数があり、きつい作業にはなりますが、しっかり保存して下さい。
- 診療情報管理士 通信教育講座 専門課程
- 1章 医療管理総論 120個
- 2章 医療管理各論Ⅰ(病院管理) 197個
- 3章 医療管理各論Ⅱ(医療保険・介護保険制度) 201個
- 4章 医療管理各論Ⅲ(医療安全・医療の質管理) 145個
- 5章 保健医療情報学 108個
- 6章 医療統計Ⅰ(統計理論) 105個
- 7章 医療統計Ⅱ(病院統計・疾病統計) 138個
- 8章 診療情報管理Ⅰ(法令・諸規則) 145個
- 9章 診療情報管理Ⅱ(診療情報管理士の実務) 93個
- 10章 診療情報管理Ⅲ(DPC・医師事務作業補助者・がん登録の実務) 106個
- 11章 国際統計分類Ⅰ 212個
- 12章 国際統計分類Ⅱ 255個
- 合計 1825個
専門分野の公式テキスト
専門課程の公式テキストは『診療情報管理士テキスト 診療情報管理Ⅲ 専門課程編』
という分厚い冊子のことで、当サイトではこの教材を便宜上『公式テキスト2』と呼ぶ
ことにしています。この教材は専門分野の最後の科目試験まで数百回程度は調べながら
使うことになります。従って使用を始める前に厚紙でカバーを頑丈に付けて、更に角の
部分をセロテープでがっちり補強(表と裏を両方)してあげて下さい。公式テキスト2
がないと専門分野の練習問題が解けないので大切に扱って下さい。また基礎課程と同じ
で、分厚い公式テキスト2の通読(但し11章と12章は除く)や、内容をまとめるような
行為は絶対にしないで下さい。そんなことをやっていたら専門分野を終えるのに何年も
かかってしまうし、第一、それで内容をきちんと理解できる訳でもないです。また最後
の認定試験の受験勉強にも一切ならないです。古き時代から残る意味の無い因習です。
専門分野で解く練習問題
専門課程では各章で練習問題が用意してあり、253題以下の設問を解かなければなり
ません。練習問題を解いて通信教育講座の公式サイトで回答することが専門分野の修了
要件になっています。練習問題には『診療情報管理士 教育練習問題(専門課程編)』
という名称があり、各章で6割が合格基準点とされています。公式テキスト2や講義の
スライド、それでも分からなければネットで検索をかけて調べながら練習問題を解いて
答え合せをするとたまにミスがあったりします。各セクションで満点にならなかったら
もう一度回答をやり直して全問正解の記録を残していって下さい。各セクションで解答
する所為は(正解を知ってから)何度やっても問題ありません。有料で通信教育講座を
受講しているのですから、できるだけ良い成績を残されて下さい。また練習問題は解く
際に判断の根拠がどこにあったのか?を答案と一緒に書いておくと後で答え合せの時に
復習し易いです。更に公式テキスト2で調べていて論拠が見つかったらその部分に下線
を引いておいて下さい。以下に専門分野の2章の答案の書き方の例を示しておきます。
授業のスライドに正答の証拠があったらそのスライドの名前を答案の横に書いておいて
下さい。ネットで調べて証左が見つかったら『ネット』と答案の後に付記して下さい。
上記のように記録しておくと答え合せをしてミスだった設問についてどこにある、どの
文言を判断の根拠にしたのか?が瞬時に分かって確認し易いです。問題文に誤字脱字が
あったり、解答がおかしいと感じるケースも普通にあります。そんな場面では遠慮無く
日本病院会様に疑義照会をして下さい。出題者の医師等の先生方と対決をしてみるのも
楽しい思い出になれます。練習問題は設問文等をまずワードのファイルにコピーして、
それから答案を別のファイルに書いていって章毎に保存して下さい。こうすると紙媒体
の練習問題を購入せずに済みます。公式サイトの設問や正解等のコンテンツは通信教育
講座が終わると見れなくなってしまい、買うと1万円近くもするので注意して下さい。
インターネットでの検索
専門課程の練習問題を解くには公式テキスト2と講義のスライドの画像を使って、まず
回答の根拠がどこにあるのか?を調べないといけません。なかなか見つからなくて苦労
をするケースも多々有ります。そして設問によっては正答の論拠がどこにも載っていず
インターネットで検索をかけて調べないといけない場合もあり得ます。これは出題者の
先生方が『教材以外からも出しています』と明言されています。従って専門分野の練習
問題を解く際は公式テキスト2と授業のスライドの画像、ネットでの検索をフルに活用
して調べまくってなんとか解決するしかないとご理解下さい。基礎課程よりは簡単です
が、各章で253題以下もあってなかなか大変です。修了要件なので頑張って下さい。
各章で設置のアンケート
専門分野では各章で練習問題の後にアンケートが設置されています。教材を含めて通信
教育講座のコンテンツを改善していくことが目的で、有志の方は応えてあげて下さい。
作業フロー全体のまとめ
診療情報管理士の通信教育講座の専門課程で受講生の方達が遂げるべき作業のフローの
全体を最後にまとめておきます。無駄を最大限に省いて最短ルートで修了して下さい。
- 公式テキスト2にカバーを付けて補強する
- 各章中の授業のスライドの画像を保存する
- 全ての章の練習問題の設問文等を保存する
- 練習問題を解いて答案を作成して回答する
- 答え合せをして全章で満点を記録しておく
- 各章の最後のアンケートに答える(任意)
専門分野は難しく感じる章が一部あるかもですが、上記は専門課程の24単位を取得する
目的で全てやるべき作業になります。月に1章以上のペースで早く終わらせて下さい。
