診療情報管理士の認定試験の受験勉強で基礎課程2章の暗記項目
『医療の資格』の一問一答の問題集の基礎分野の2章で調べてオリジナルの資料として
まとめておくべき項目を整理して提示しておきます。2章は高校の生物的な内容です。
基礎分野2章で調べて暗記すべき項目
下記の表を起点にしてオリジナルの資料をどのように作成すれば良いか?は1章の記事
の冒頭で説明していますので参考にして下さい。診療情報管理士の認定試験で基礎課程
を含めて受験勉強をする場合、数多く登場する疾患等の読み方や病態、ICD-10のコード
を調べなければなりません。基礎分野では公式テキスト1に載っていない項目の場合は
ネットでも調べる必要があります。その調べた結果を収録するオリジナルの資料の質が
得点力に非常に大きく影響します。作製方法でもし何か分からないことがありましたら
いつでもお気軽にお問い合せ用のフォームからご連絡をされて下さい。『ここをこんな
風にしたらもっと良い資料になるのではないでしょうか?』等のご意見も歓迎します。
2章は以下の2個のカテゴリーが有ります。『細胞』のところは高校で生物を履修して
いない方達にとってはかなり辛いでしょう。でも実際に認定試験で出題されているので
知らない用語を調べて理解して気合いで覚えましょう。注意すべきは一問一答の問題集
に書かれている内容を超えて必要以上に深掘りしないことです。そんなに細かいことは
認定試験では出されないです。『器官』の部分は人体の仕組みが色々と説明されていて
医療機関にいる方なら興味が持てる筈です。2章は☆が無い事柄も全て覚えて下さい。
- 基礎・医学編 2章 人体構造・機能
- 細胞・組織
- 器官
余談ですが、オリジナルの資料を作成する際にワードのファイルを扱うのにBaidu IME
を使用していて、それにユーザー辞書として医学用語集を事前にインストールしておく
とマニアックな医療の専門用語を一発で変換してくれて文章を打つのがとても楽になれ
ます。医学辞書を入れてないと漢字の変換だけで疲れてしまうので利用されて下さい。
【注意】
表中の重要度は☆☆>☆>★★>★の順になります。表にある項目は基本的に全て身に
つけておくべきです。一問一答の問題集で勉強すべき内容をピックアップしています。
逆に表中に記載が無い事柄は☆マークがついていず、且つ、認定試験で出題の可能性が
低いのでスルーして下さい。但し、もし模試で出てきたら、その都度ケアして下さい。
章 | カテゴリー | 名称 | ICD-10 コード |
重要度 | 病態等の説明 |
---|---|---|---|---|---|
2 | 細胞・組織 2 | ヒトの細胞数 | 無し | ★ | ヒトの細胞数について以前は60兆個との定説が有りましたが、最近は37兆個との説が出てきて、医療機関等で広く受け入れられてきています。余談的な話題ですが、知っておいても良いでしょう。 |
2 | 細胞・組織 3 | 脂質二十膜・イオンチャネル・トランスポーター・受容体(レセプター) | 無し | ☆☆ | 細胞膜(単純に細胞を覆っている膜のこと)以外の脂質二十膜・イオンチャネル・トランスポーター・受容体(レセプター)の意味を簡単に調べておく |
2 | 細胞・組織 6 | ATP | 無し | ☆☆ | 『食物から得た脂肪や糖等のエネルギーは最終的にATP(アデノシン三リン酸)という分子のエネルギーに変換され、ATPは筋肉の収縮等の生命活動で利用されるエネルギーの貯蔵・利用に関わる「生体のエネルギー通貨」である』という感じで調べておけば良い |
2 | 細胞・組織 8 | mRNA・コドン・RNA | 無し | ☆ | |
2 | 細胞・組織 9 | ゴルジ装置・糖鎖・rRNA・リボース | 無し | ★ | |
2 | 細胞・組織 P12の図 | 中心体・好気呼吸・核小体・デオキシリボース・ヌクレオチド(核酸)・DNA | 無し | ★★ | |
2 | 細胞・組織 10・11・12 | 胚・初期胚・外胚葉・中胚葉・内胚葉・漿膜(しょうまく)・附属腺 | 無し | ★★ | 脾は脾臓のことで、喉頭(こうとう)はのどぼとけのことである
外胚葉・中胚葉・内胚葉からそれぞれ何が分化するか?語呂合せの暗記用フレーズ 外胚葉からは皮膚・感覚器・神経系 ≫ 我輩(外胚葉)は皮膚(皮膚)感覚(感覚器)が神経質(神経系)である 中胚葉からは骨格系・筋肉系・循環器系・泌尿生殖系 ≫ 骨(骨格系)肉(筋肉系)血みどろ(循環器系)の人生(腎臓 ←泌尿生殖系に含まれる)で酎ハイ(中胚葉)を飲んでウロ(urology 泌尿生殖系)ついてる 内胚葉からは消化器・呼吸器・尿路(膀胱・尿道) ≫ 証(消化器)拠(呼吸器)は尿路(尿路(膀胱・尿道))には無いよう(内胚葉) |
2 | 細胞・組織 13 | 神経組織・グリア細胞(神経膠細胞(しんけいこうさいぼう)) | 無し | ☆ | 樹状突起・軸索を含めて図解しておく |
2 | 細胞・組織 14 | ギャップジャンクション構造(ギャップ結合)・合胞体(シンシチウム) | 無し | ★ | |
2 | 細胞・組織 15 | 管腔臓器・中空臓器・実質臓器 | 無し | ☆ | |
2 | 細胞・組織 17 | レニン・エリスロポエチン(サイトカイン)・活性型ビタミンD | 無し | ★ | 『腎臓で分泌されるホルモン3個は?』というようにまとめて覚えておく |
2 | 細胞・組織 18 | 成長ホルモン・甲状腺刺激ホルモン | 無し | ☆☆ | 下垂体前葉で分泌されるホルモン7個を調べてセットで覚えておく(成長ホルモンGH・甲状腺刺激ホルモンTSH・プロラクチンPRL・副腎皮質刺激ホルモンACTH・卵胞刺激ホルモンFSH・黄体形成ホルモンLH・性腺刺激ホルモンGn) |
2 | 細胞・組織 19 | 抗利尿ホルモン・オキシトシン | 無し | ☆☆ | 下垂体後葉で分泌されるホルモン2個を調べてセットで覚えておく(抗利尿ホルモンADH・オキシトシン(幸せホルモン)) |
2 | 細胞・組織 21 | アルドステロン・コルチゾール | 無し | ★★ | 副腎皮質で分泌されるホルモン3個を調べてセットで覚えておく(アルドステロン・コルチゾール・DHEA(デヒドロエピアンドロステロン))
コルチゾールは18回認定試験で実際に出題されています |
2 | 細胞・組織 22 | 漿膜・体腔 | 無し | ★ | |
2 | 細胞・組織 23 | 結合組織・膠原繊維・弾性線維・コラーゲン・エラスチン | 無し | ★ | |
2 | 細胞・組織 24 | 硝子軟骨・繊維軟骨・弾性軟骨 | 無し | ★ | |
2 | 細胞・組織 26 | 血漿・アルブミン・グロブリン・フィブリノーゲン・トロンビン・フィブリン | 無し | ★ | |
2 | 細胞・組織 27 | 血清・血餅(けっぺい) | 無し | ★ | |
2 | 器官 28 | 脳頭蓋・顔面頭蓋 | 無し | ★ | これらは単純に骨なので、どこの骨なのか?図解で示しておけば良いです |
2 | 器官 29 | 硬膜・くも膜・軟膜 | 無し | ☆☆ | 3層の髄膜の名前を覚えて、硬膜下出血や急性硬膜下血腫とくも膜下出血がどこから出血するのか?図解付きで調べておく |
2 | 器官 30 | 内頚動脈・椎骨動脈・血液脳関門・ウィリス動脈輪 | 無し | ☆ | 内頚動脈・椎骨動脈・血液脳関門・ウィリス(Willis)動脈輪を図解して調べておく |
2 | 器官 31 | 運動野・感覚野・中心前回・中心後回 | 無し | ★ | 運動野・感覚野・中心前回・中心後回を図解して調べておく |
2 | 器官 32 | 延髄 | 無し | ★ | 延髄を図解して調べておく |
2 | 器官 33 | 視床・体性感覚情報 | 無し | ★ | 匂いを感じる嗅覚の仕組みを一緒に調べておく |
2 | 器官 34 | 運動野・脊髄・協同(共同)運動・大脳基底核・間脳 | 無し | ☆☆ | 運動野・脊髄・協同(共同)運動・大脳基底核・間脳を図解して調べておく
延髄の錐体で交差するのは錐体路系と錐体外路系のどちらか?は重要で覚えておく |
2 | 器官 35 | 体温調節中枢・温中枢・冷中枢・視床下部 | 無し | ☆ | 体温調節中枢・温中枢・冷中枢・視床下部を図解して調べておく
視床下部で分泌されるホルモン6個は出ないので覚えなくて良い |
2 | 器官 36 | 表皮・真皮・皮下層(皮下組織) | 無し | ☆ | 図解して調べておく |
2 | 器官 37 | 強膜・角膜・虹彩・毛様体・水晶体・硝子体・網膜 | 無し | ☆☆ | 図解して、各部位の場所と形状に役割を覚えておく
虹彩はカメラの絞りの役割で、レンズから入る光の量を調節する 網膜の黄斑中心窩がカメラのフィルムの役割をする |
2 | 器官 38 | 鼓膜・中耳・耳小骨・アブミ骨・卵円窓・蝸牛・蝸牛管・コルチ器官 | 無し | ☆ | 鼓膜・中耳・耳小骨・アブミ骨・卵円窓・蝸牛・蝸牛管・コルチ器官がどこにあるのか?図解して調べておく |
2 | 器官 39 | 3本の半規管(三半規管)・前庭 | 無し | ★ | 3本の半規管(三半規管)・前庭がどこにあるのか?図解して調べておく |
2 | 器官 40 | 咀嚼筋・咬筋・側頭筋・外側翼突筋・内側翼突筋 | 無し | ★ | 咀嚼筋・咬筋・側頭筋・外側翼突筋・内側翼突筋がどこにあるのか?図解して調べておく |
2 | 器官 41 | 外呼吸・内呼吸 | 無し | ☆ | 外呼吸・内呼吸を図解して調べておく |
2 | 器官 42 | 3葉・2葉 | 無し | ☆ | 右肺の3葉と左肺の2葉を図解して調べておく |
2 | 器官 43 | 内肋間筋・横隔膜・胸郭 | 無し | ☆☆ | 内肋間筋・横隔膜・胸郭を図解して調べて、cとして外肋間筋を加えて、説明文の下に『吸気時には、(c)は収縮し、(b)は収縮し、胸郭は弛緩する。』と追加で記しておく |
2 | 器官 44・45 | 上大静脈・下大静脈・冠状静脈洞・右房(右心房)・右室(右心室)・肺動脈 | 無し | ☆☆ | 上大静脈・下大静脈・冠状静脈洞・右房(右心房)・右室(右心室)・肺動脈を図解して調べておく
冠状静脈洞は心臓壁にある静脈の主幹である |
2 | 器官 46 | 僧帽弁(そうぼうべん) | 無し | ★ | 図解して調べておく |
2 | 器官 47 | 臓側心膜・壁側心膜・心膜腔・漿液・心のう・心のう液 | 無し | ★ | 図解して調べておく |
2 | 器官 48 | 冠状動脈(冠動脈)・大動脈・冠状静脈洞 | 無し | ☆ | 図解して調べておく |
2 | 器官 49 | 刺激伝導路(刺激伝導系という回路)・洞房結節 | 無し | ☆ | 図解して調べておく |
2 | 器官 50 | 収縮期・大動脈弁・肺動脈弁・拡張期 | 無し | ★ | 図解して調べておく |
2 | 器官 51 | 頻脈 | 頻脈は18章R00.0 | ☆☆ | 『徐脈は50/分未満で18章R00.1』と書き込んでおく |
2 | 器官 52 | 食道粘膜上皮・重層扁平上皮・漿膜 | 無し | ★ | 図解して調べておく |
2 | 器官 53 | 横紋筋・平滑筋・輪状筋層・縦走筋層・アウエルバッハ神経叢(しんけいそう) | 無し | ★ | 図解して調べておく
食道自体には消化や吸収の機能は無く、経口摂取した食べ物や飲料を胃まで輸送する役割を担っている |
2 | 器官 54 | 噴門・幽門 | 無し | ☆☆ | 次のページ(P16)に胃の図があるので噴門部と幽門部を書き込んで覚えておく |
2 | 器官 55 | 胃底腺・主細胞・ペプシノーゲン・壁細胞・副細胞 | 無し | ★ | 図解して調べておく
塩酸はHCl(塩化水素)のことである |
2 | 器官 56 | 腸間膜(ちょうかんまく)・空腸・回腸 | 無し | ★ | 図解して調べておく
腸間膜は空腸と回腸を腹部の後方から支える二重層の腹膜のことである |
2 | 器官 57 | 結腸ひも | 無し | ★ | 図解して調べておく |
2 | 器官 58 | ビリルビン・ウロビリノーゲン | 無し | ★ | |
2 | 器官 59 | カントリー腺・動脈系・門脈系 | 無し | ☆ | 図解して調べておく |
2 | 器官 60 | 外分泌機能・内分泌機能 | 無し | ☆☆ | |
2 | 器官 61 | 後腹膜腔 | 無し | ★ | 図解して調べておく |
2 | 器官 62 | ネフロン・尿細管・腎小体・糸球体・ボーマン嚢 | 無し | ★ | ネフロン・尿細管・腎小体・糸球体・ボーマン嚢を調べて、同じページに図があるので構造を覚えておく |
2 | 器官 63 | アルドステロン・抗利尿ホルモンADH・副甲状腺ホルモンPTH | 無し | ☆ | これらは腎臓に作用するホルモン3個で、腎臓で分泌されるホルモン3個(レニン・エリスロポエチン(サイトカイン)・活性型ビタミンD)とは異なるので注意が必要である(ついでに後者3個の説明も書いておく) |
2 | 器官 64 | アンギオテンシン(アンジオテンシン)Ⅱ・アルドステロン・副腎皮質 | 無し | ★ | |
2 | 器官 65 | 副交感神経(骨盤神経)・交感神経(下腹神経叢)・陰部神経(体性神経) | 無し | ★ | 図解して調べておく |
2 | 器官 66 | エストロゲン(卵胞ホルモン)・子宮内膜・プロゲステロン(黄体ホルモン) | 無し | ★ | 図解して調べておく |
2 | 器官 67 | 寛骨・坐骨(座骨)・腸骨・恥骨 | 無し | ★ | 同じページの図で位置を覚えておく |
