BCヒューズボックス2NM81817の弱点と新旧モデルの違いレビュー
2017年12月に待望の新作のモデルとして BC ヒューズボックス 2( BC FUSEBOX Ⅱ )
NM81817 が TNF 社からリリースされました。口コミ評価レビューをお届けします。
THE NORTH FACE Hack TNFH ザノースフェイスハックの編集部としては、旧型モデル
の NM81630 とどこがどのように変更になったのか?または変わってないのか?その
違いに主に注目して比較レビューの内容をお伝えします。スペック(機能性)が全体的に
どのように変化・進歩しているのか?と読者の皆さんから問い合せが殺到しています。
目次
BC フューズボックス 2 NM81817 と NM81630 の違いや特徴
BC FUSEBOX Ⅱ NM81817 について基本的なスペックのデータを紹介しながら、旧型の
モデル NM81630 と具体的にどこがどう違うのか?を整理しながら説明していきます。
BC ヒューズボックス 2 の基本データとカラーバリエーション
BC FUSEBOX Ⅱ NM81817 の基本データは以下のようになります。
- 主な素材 ポリエステルとナイロン
- サイズ(大きさ) 46 × 33 × 15 cm(センチ)
- 容量(容積) 30 L(リットル)
- 重さ(重量) 1010 g(グラム)
その一方で、旧型モデルの NM81630 の基本データは以下のようになります。
- 主な素材 ポリエステルとナイロン
- サイズ(大きさ) 46 × 33 × 15 cm(センチ)
- 容量(容積) 30 L(リットル)
- 重さ(重量) 1085 g(グラム)
新旧の歴代モデルで大きさと容量は全く同じで、新型モデルの NM81817 の方が少しだけ
軽くなっています。
またリュックの素材は正確には
- 1000 DTPE ファブリックラミネート(ポリエステル)
- 1680 D ナイロン
という名前です。これは旧型モデルの NM81630 と内容がほぼ同じとお考え下さい。
つまり、こすれに対してのまさつ強度や雨などでぬれることへの耐水性が同じです。
弱点1 止水ファスナーが無いのでレインカバーが要る?!
旧型モデルの NM81630 と同じで新型モデルの NM81817 も止水ジッパーではなくて、
普通程度には防水の機能があって雨にぬれても大丈夫ですが、大雨や嵐などの場合は
デイパックの中身のぬれるとまずい手荷物をビニール袋などで保護しておいて、その上で
必要に応じてバックパックの全体をまるっとレインカバーでガードしてあげて下さい。
新型モデルの NM81817 ではチャックが以下のようになっています。
参考までに、一般に止水ファスナーはこのような ↓ モノです。
旧型モデルの NM81630 と同じで NM81817 のリュックの外側にあるジッパーには全て
タブが最初からついていて便利です。
2018年の春夏 SS シーズンに登場した NM81817 のカラーバリエーション(配色)は
以下のようになります。
旧モデルの NM81630 には無くて新モデルの NM81817 からの新色カラーは7色です。
- K ブラック
- SG サミットゴールド
- RR TNF レッド x TNF レッド
- UN アーバンネイビー
- WK ホワイト x ブラック
- TS ターキッシュシー 新色カラー
- RB ラズベリーレッド × ブルーウィングティール 新色カラー
- ET イングリッシュグリーン x トロピカルカモ 新色カラー
- MS ムーンライトアイボリー x スクラッチプリント 新色カラー
- BH ビーチグリーン 新色カラー
- SB シャディーブルーバンダナプリント 新色カラー
- BC ブライトコバルトブルー 新色カラー
ノースフェイス社製のデイパックのカラーバリエーションは、年間で主に
- 春夏 SS シーズン
- 秋冬 AW シーズン
の2回の節目があって移り変わっていきます。
またその他にノースフェイス社の一部の直営店様や販売店様などが不定期で限定カラー
のモデルを発表されたりすることがあります。
あと TNF 社が他の企業様(今までの例 アップル社、Supreme 社、ヴィッセル神戸)
とコラボして商品を発売することもあり、コラボアイテムはプレミア化しやすいです。
そのあたりのウラ事情的なお話は下記の記事で語られています。
15.6インチサイズまでのノートパソコンを収納できること
ノースフェイス社製のバックパックにノートパソコンやタブレット、スマホ、デジカメ
などのガジェット(精密機器類)を収納して持ち運んでいるユーザーさんは多いです。
上記のように新型モデルの NM81817 と旧型モデルの NM81630 とはサイズと容積が
同じで、ノートPCは15.6インチの大きさまで入れられます。
- サイズ(大きさ) 46 × 33 × 15 cm(センチ)
- 容量(容積) 30 L(リットル)
ノートパソコンなどを入れるスリーブは内部にパッド(クッション用の素材)が入って
いて、精密機器への振動や衝撃などをやわらげながら安全に持ち運ぶことができます。
弱点2 ノートPC専用のスリーブに固定用のベルトが無い
ただ、このポケットは NM81630 モデルと同じで固定用のストラップがついてません。
プロフューズボックス NM81452 のようにベルトがあれば安心ですが、無いので
ノートパソコンやタブレットなどを入れて持ち運んでいる時にリュックサックを逆さに
したり、傾けたりして中身の手荷物が飛び出してきて、誤って床に落として故障を
させたりしないように、移動をする際には必ずザックの上部のファスナーをしっかりと
閉めてから背負うようにユーザーさんたちは注意をして下さい。
ショルダーハーネスが快適に背負いやすく疲れにくいこと
背中が接する背面の部分やリュックの肩ひも(ショルダーストラップ)のクッション性
が旧型の NM81630 よりさらに向上していて、背負いやすくて重さを感じにくいです。
長い時間の使用でも疲れにくいように工夫されています。さらに、上部のフタと肩ヒモ
の間に固定用のベルト(スタビライザー)が新しくついてます。例えば、中の荷物が
重くてかさばるケースでも、上の部分が後ろの方向にたれ下がって形くずれをしにくい
ように配慮されてます。あと上のフタについてる持ち手の部分のグラブハンドルは旧型
のモデル NM81630 と同じで1本です。これは例えば満員電車や混んでいるバスの中で
バックパックを背負うのがアレで、手でもっていないとダメな場面などで便利です。
NM81817 ではショルダーハーネスの胸のあたりにチェストストラップが最初からあり
ます。でも、旧型モデルの NM81630 ではバックル部分についていた緊急時用の
ホイッスル(笛)が新型モデルの NM81817 では無いです。あまり存在自体をユーザー
さんに知られていなかったパーツですが、モデルチェンジして変わった点です。
弱点3 腰の部分を固定するウェストベルトがついてない
逆に、腰のあたりを固定できるウェストストラップはついていません。ユーザーさんの
感想や意見、リクエストなどを広く調べてみると、実はこのチェストハーネスや
ウェストベルトに対してはニーズが人それぞれで異なります。必要という方や、あまり
有無を気にしないという人、ジャマだから要らないという方など本当に様々です。
ただ旧型モデルの NM81630 についても、どうしてもチェストストラップやウェスト
ハーネスがほしいというユーザーさんはそれほどはいなかったです。例えば自転車や
オートバイなどで移動をする人や、長時間に及ぶ登山をする方などはショルダーベルト
のズレの防止や、肩と背中や腰の疲れをやわらげる目的などで求められていました。
ショルダーハーネスにベンチレーション(通気性を確保して熱を逃がして、蒸れるのを
ある程度防ぐためのメッシュ状の穴の素材)は新旧の歴代モデルでついてないです。
四角いスクエアボックスの形なので型崩れをしにくいこと
旧型モデルの NM81630 と同じで新型モデル NM81817 も四角いスクエアボックスの
形をしていて、30 L(リットル)の容量で手荷物が多く入り、中にあまり持ち物を
入れてない状態でも形くずれをしにくいです。一般にリュックは物を収納してない場面
では上からたれ下がってきて型崩れをしやすいですが、BC ヒューズボックスには
形くずれに関係する不満やクレームなどはユーザーさんから特に出ていません。そして
荷物をある程度入れるとバックパックは自立しやすくて、床に立てて置けて便利です。
新型モデルについては底板の部分にパッドが入っていて、旧型モデルよりも自立をさせ
やすくなっていて、クッション性が向上していて、中の品物などを保護してくれます。
ただ、どんなにスペック面で優秀なリュックサックであっても、使っている間に表面の
素材などがやわらかくなってきて型崩れをしてしまうことがあり得ます。
どうしても形くずれが気になる場合には下記のやり方を参考にされて下さい。
両サイドにあるストラップで形や大きさを調節できること
外側の両サイドにコンプレッションストラップが1本ずつ存在します。旧型モデルでは
コンプレッションベルトが両サイドに2本ずつでしたが、この点は変更になって
います。コンプレッションストラップによってリュックの大きさや形、ふくらみ具合い
などを自由に調節できます。さらにあまり中に手荷物を入れてない場合には、移動を
しながら中身のアイテムがみだりに動いたりしないように、コンプレッションベルトを
ちょっとしめることで持ち物を外から固定しておくこともできます。
スペック面で便利な各種のポケットが受け継がれてること
収納用のスペースについては気にするユーザーさんが多いので、どのようなポケットが
新型モデルの NM81817 では用意されているのか?をまとめておきます。
旧型モデルの NM81630 でもあったように外側の表面に A4 サイズまでの書類や本など
をしまえる大きめのファスナーつきのポケット(ドキュメントスリーブ)があります。
旧型モデル NM81630 では、リュックを背負った時に右手側の背面の部分の底のところ
に小物を入れておけるポケットがありましたが、新型モデル NM81817 では無いです。
旧型モデルではデイパックの外側にペットボトルホルダーが無くて、つけてほしいとの
リクエストがとても多かったのですが、新型モデルでは両サイドに1個ずつ、
折りたたみの傘や水筒、ペットボトルなどのアイテムをしまえるフラップ(ふた)つき
のポケットがあります。フラップは中に入れてしまうことも、外に出しておくことも
可能です。ただ、これらのポケットは小物を入れておけて便利ですが、フタがついてる
だけでジッパーはありません。従って例えばスマホや携帯用の音楽プレーヤーなどの
壊れやすいモノを気軽に入れておくのはダメですのでご注意下さい。他には、ハンカチ
やティッシュなどのちょっとした小物的なアイテムをしまっておくのに便利です。
旧型モデル NM81630 の場合はリュックの中の底の片側に1個だけ、ボトルポケットが
ついていました。これは大きな変更点です。
上部についている、メインのコンパートメント(収納)部分のファスナーを開けると、
そのフラップの裏の部分に、ジッパーがついてるメッシュ式のポケットがあります。
そして、そのメッシュポケットの中にはキークリップ(キーリング、キーループ、キー
フック)が1本ついていて、この点については新旧の歴代モデルで違いは無いです。
余談ですが、どんなリュックやカバン、バッグ、ケースなどでもチャックの開け閉めが
しづらくてわずらわしい問題は誰しも経験したことがあり、もし読者の皆さんが
購入したノースフェイス社製のデイパックでどうにもかたくて開閉しづらいなどの状況
になったケースでは、下記の記事で説明されてるやり方を試されてみて下さい。
メインのコンパートメント部分には、ノートパソコンやタブレットなどを入れておける
専用のスリーブの反対側に、小物を沢山入れておける、着脱式のオーガナイザー
(間仕切り用の)ポケットがあります。コンパートメント部分の内部にあるスタッシュ
ポケットが取り外せるようになっていることは旧型モデルと同じです。
そして表面のドキュメントスリーブの横には、旧型モデルと同じで波形のピロピロっと
したゴムのデイジーチェーンがあります。
新型モデルになって見た目で大きく変わった部分として、ドキュメントスリーブとデイ
ジーチェーンの上のところに太めのスタビライザーがつきました。これによって
リュックを背負って移動してる時に全体の形が安定して、より形くずれしにくくなれる
メリットがあります。デイパックは上からたれ下がってくるパターンが多いので、
このトップの部分のスタビライザーはスクエアボックスタイプの形をいつまでも型崩れ
しないでキレイに保つために役立ちます。
まとめ(旧型モデルと新作モデルではどっちが買いか?)
旧型モデル NM81630 と新作モデル NM81817 の同じ点や違うところは以上のように
なります。細かく調査してみると、新旧の歴代モデルでそれぞれに一長一短な部分が
あります。旧型モデルは型落ちで古い商品型番になったために、どこのショップ様でも
3000円程度は価格が下げられてます。値段までを考えてタイミングや用途を含めて
どちらのモデルを購入すべきなのか?新しいモデルでカッコ良いからノリで買っちゃう
方がすごく多いのですが、読者の皆さんにおかれましてはよく検討をされて下さい。
BC ヒューズボックス 2 NM81817 の価格は時価で変化し、お店ごとに
異なります( 12000~16000円 )。
今なら送料と手数料が無料です。
【追記】
当サイトで新型モデルの NM81817 について、どの色が一番人気が出て売れたのか?!
に関してはとてもお問い合せが多くあり、売り上げの順位を集計してまとめました。
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