シャトルデイパックについてプロヒューズボックスや BC フューズボックスと同様に
『 新旧の歴代モデルでどのような違いが具体的にあるのか、教えて頂けませんか? 』
と、読者の方たちから当サイトの編集部の担当者宛てにご相談の連絡を頂きました。
下記 ↓ の記事で紹介しましたが、BC ヒューズボックスは最近の数年間で商品型番が
変わってカラーバリエーション(配色)が変更になっただけでした。
プロフューズボックスにおいては若干の新色カラーが途中で登場したくらいで、商品
の型番すら変化していず、実質的に何も違いはありませんでした。
しかしシャトルデイパックについては商品型番が NM81212 から NM81602 に変わ
っていて、機能性(スペック)の面でもけっこう大きな違いが何点かあります。
従って、シャトルデイパックではユーザーさんによる口コミでの評価レビューを資料
として、新旧の歴代のモデルで違いを徹底的に比較して紹介することにします。
因みに、シャトルデイパックとプロフューズボックス、BC ヒューズボックスなどの
モデルチェンジの時期が2017年以降のいつか?は下記の記事で説明されてます。
シャトルデイパックの新旧の歴代モデルの違いの比較評価レビュー
【Q67】 シャトルデイパック NM81212 と NM81602 の違い
【A67】
バックパックの外観(見た目)
まずシャトルデイパックの NM81212 と NM81602 とで外観の違いはこんな感じ ↓ に
なります。
パッと見た感じでは、前面の中央の部分にあるファスナーの見た目が少し違うかな… と
感じるくらいです。
「THE NORTH FACE」のロゴマークもシャトルデイパックの場合はひっそりと表面の下
の端にたたずんでいる感じで目立たずに派手でなく、それは両者で変わりません。
バックパックの基本的なデータ
大きさや容量、重さなどの基本的なデータを比較してみると新型モデルの NM81602 は
- 表面の主な素材 1050D コーデュラナイロン
- サイズ(大きさ) 46 × 29 × 14 cm(センチ)
- 容量(容積) 25 L(リットル)
- 重さ(重量) 1090 g(グラム)
という感じで、旧型モデルの NM81212 については
- 表面の主な素材 1680D ナイロン
- サイズ(大きさ) 46 × 29 × 14 cm(センチ)
- 容量(容積) 20 L(リットル)
- 重さ(重量) 990 g(グラム)
となっています。表面などに使われてる素材は両方共ナイロンでほぼ同じと考えて問題
は無いです。
全体の大きさや重さもあまり変わらず、ここでの大きな違いは容量が 5 L(リットル)
分だけ異なることです。
大きめのノートパソコンやタブレット、書類、スマホ、周辺機器、サプライ用品などを
いつもシャトルデイパックに入れて持ち運んでいる方たちにとっては
この容積の違いはけっこう体感的に大きかったとのことです。5 リットルくらいの差で
あるならば、より多くの物が入って持ち歩けた方がイイという意見が多かったです。
カラーバリエーション(配色)
カラーバリエーションについては NM81212 の時代にこんな感じ ↓ で多くのカラーが
市場で出回っていました。
- K ブラック
- CM コスミックブルー
- CC コンカーブルー
- WC ウッドランドカモ
- MG ミリタリーグリーン
- BI ブラックインクグリーン
- TR TNF レッド
- BP ブラックカラントパープル
- ZG ジンクグレー
- MS ムーンストラックグレー
シャトルデイパックだけではなくて BC フューズボックスやプロヒューズボックスでも
同様ですが、カラー(配色)はリュックの発売の後にホントに流動的に変化します。
TNF の場合は主に春夏 SS カラーと秋冬 AW カラーがあって、年に2回くらいマイナー
チェンジがあります。その他にノースフェイス社の直営店様や販売店様などが独自に
別注モデルとして商品の数量や、販売の期間などを指定して発売する限定カラーモデル
がたまに登場したりします。従って、不定期で新色カラーが出てきて、しばらく営業
してみて人気が出なかった色はひっそりと静かにいつの間にか人知れずに消えていく…
って感じです。あまり有名にならずに在庫を補充してもらえないカラーも多いです。
ですので『 歴代のカラーバリエーションを全て教えてほしい 』などというお問い合せ
がとても多いのですが、全ての配色を完璧に把握しておくことは一般的に困難です。
ネット通販でもお店毎に置いてある色が普通に違っていたりして、ユーザーさんの目線
で、気に入ったシャトルデイパックを探す際にはその事情を分かっておいて下さい。
新型モデルのシャトルデイパック NM81602 では以下の4色が最初にありました。
- K ブラック
- CS コスミックブルー
- NA ナツメグタン
- W TNF ホワイト
そして2016年7月に新色カラーが3色、新たに登場しています。
- KB ブラック × ブラックウォッチ
- CB コスミックブルー × ブラックウォッチ
- NT ニュートープグリーン
その後、以下の3色がさらに登場しています。
- UN アーバンネイビー
- MO ミリタリーオリーブ
- MH ミディアムグレーヘザー
そしてどんな時でも人気で社会人さんなどに一番多く売れているのは K ブラック
です。
カラーバリエーションについての全体的な印象は、製造メーカーのノースフェイス
社が色々と工夫をして下さっていて、
マニアックな名前のカラーが色々と不定期で発表されている感じです。しかし、極端な
変化球はあまり長く生き残ってはいきづらいです。それよりも、落ち着いていて
仕事や学校、スポーツ、レジャー、タウンユースなどの場面に自然にマッチするような
配色のモデルが結局は徐々にスタンダードになれてずっと生き残りやすいです。
因みに、当サイト ザノースフェイスハック でシャトルデイパックなどのどのカラーが
最も売れて人気があったのか?は下記の記事でランキングの結果を発表しています。
また参考までに、K ブラック と KB ブラック × ブラックウォッチ について、ほぼ同じ
カラーリングに見えますが、違いが気になる方は下記の記事をご覧になって下さい。
コンパートメント部分にある収納用ポケット
シャトルデイパック NM81212 では、NM81602 と同様に収納するコンパートメント
部分のポケットが3列あります。
バックパックの上に持ち手のグラブハンドルが2本ついているのも新旧のモデルで同じ
です。この持ち手の部分は厚みがあってやわらかくて、
クッション性の良い素材で造られてます。持ちやすくて安定感があって長い時間、手で
持っていても快適で痛くなりにくいと評価されてます。
リュックの前の部分には上下にポケットが1個ずつあり、上のポケット中にはスマホを
入れられるポケットとメッシュのポケットがあります。
前面部分の下のポケットには、スマホやガラケーなどを入れられる小さめのポケットが
3個、中についています。
中央の列のコンパートメント部分は大きく開いて、中に間仕切り用のオーガナイザーの
ポケットは特についていません。
背中が接する背面部分の列のコンパートメント部分には NM81602 と同じでノート PC
やタブレット、書類などをそれぞれに入れられるポケットがついています。
NM81602 ↑ のようにノート PC やタブレット、書類のマークは印刷されてませんが、
中にある3個のポケットの用途は NM81212 ↓ でも同じで、便利です。
因みに、ノートパソコンは NM81212 と NM81602 の新旧の歴代モデルで同様に17
インチのサイズまで収納できます。
デイパックの両サイドについている、小物が入るポケットは NM81602 と NM81212
で同じです。ただボタンやファスナーがついてはいないので、スマホや携帯用の音楽
プレーヤーなどを、このオープンポケットに入れて持ち運んでいたりすると危険です。
落とすと故障するアイテムではなくてハンカチやティッシュなどにすると良いです。
以上のように、メインのコンパートメント部分についている収納用のポケットは、新旧
の歴代モデルで、用途のマークが印刷されているかどうか?が異なります。
あとその他に、ノート PC を入れるポケットの底の部分には振動や衝撃を吸収するため
のクッションの素材(パッド)が使われています。
NM81602 の方が NM81212 よりも少し厚いクッションの素材が使われていて、外的な
ショックへの耐性が、少しですが向上しています。
背面の部分にあるキャリーオン用のスリット
NM81212 についても NM81602 モデルと同様に、スーツケースのキャリーハンドルを
リュックの背面の部分に通してキャリーオンさせられるように、
背中が当たる部分にスリット(穴)があります。このスリットは飛行機などで長距離・
長時間の出張をする社会人の方たちから機能性の面で特に高く評価されていました。
バックパックの表面についてる止水ジッパー
ここからは NM81212 と NM81602 の新旧の歴代モデルで異なっている点を紹介して
いきます。NM81212 には止水ファスナーがあり、NM81602 との大きな違いです。
実は、NM81602 についても止水ジッパーを求める意見がユーザーさんたちからあった
のですが、案外、NM81212 でスペック的に不評だったのか?!
理由は不明ですが、NM81602 については止水チャックがついてません。例えば大雨の
場合などにどうしてもバックパックの中身が濡れてしまうので、
止水ファスナーには常に一定レベルの需要があると言い切れます。でも、NM81602 に
なってから雨対策の方法が全く無いという訳ではなくて、2016年1月から
シャトルデイパックには専用のレインカバーが発売されています。これはデイパックの
全体をまるっと包んでくれるタイプで、防水の性能が高く評価されてます。
その他に、20~30L のリュックがゆとりをもって入るノースフェイス製のレイン
カバーの商品もあります。
それから余談ですが、NM81212 は止水ジッパーがありますが、でも表面の素材は
NM81602 と同様のナイロンで防水面での機能性は普通程度に はっ水 の性能が
あるだけです。つまり、少し強い雨が降ってきた時には浸水してしまい、NM81212 に
ついてもレインカバーなどでの雨への対策が必要な背景がありました。
因みに、ノースフェイスのリュックの中身を雨から守る方法として、当サイトでは下記
の記事にあるように、バックパックの表面に
はっ水とはつ油の効果があるスプレーをしておく手段を過去に提案しています。でも、
デイパックの表面にたとえそのスプレーを丁寧に多めに吹きかけておいても、
リュックサックの中に入れているアイテムが濡れるのを防げることにはならず、ザック
の表面の水をはじく、はっ水の機能を向上させられるだけです。
従って当サイトではどうしても濡れるとまずい中身の手荷物に関してはビニール袋
などに入れてからリュックに収納しておいて、
その上で大雨や嵐などの場合には上記で紹介したレインカバーを使用して、デイパック
の全体を完全に防水して保護する方法を新たに提案しておきます。
貴重品などが濡れたりして外出先で取り返しのつかない事態に万一なったりするリスク
を想像してみれば、長い目で見てレインカバーなどはわずかなコストと考えられます。
ファスナーの開け閉めで便利なジッパータブ
その他に止水ファスナーと関係してシャトルデイパックの NM81602 と NM81212 は
全てのジッパーにタブがついていません。
ユーザーさんによっては例えば、
『 寒い季節に屋外でバックパックを使う際には、手袋をしたままでファスナーの開け
閉めをしたりするからチャックにタブがないと、どうしても不便で困るんだよね.. 』
などと言われて、ジッパーのタブ が必要なケースも多くあります。
ショルダーストラップについてるチェストベルト
NM81602 にはショルダーベルトの部分にチェストストラップがついてないのですが、
NM81212 の場合にはチェストベルトがあります。
シャトルデイパックだけでなく BC フューズボックスやプロヒューズボックスを含めて
リュックのユーザーさんたちがチェストストラップに対してどう考えているのか?
意見や感想、リクエスト(希望)などを広くリサーチしてきました。その結果によると
チェストベルトが必要かどうか?は人によって明確にニーズが分かれます。
必要ない人の場合には『 あれはうざいから要らないでしょ 』って感じで、要る方たち
にとっては別売りのアイテムであっても、どうしてもほしいという感じです。
要らないという意見の人たちの場合には、チェストベルトを取り外せるように、着脱式
にしておいてほしいという要望が多かったです。
そこでどうしてもチェストストラップがほしいという方たち向けにシャトルデイパック
につけられる チェストベルト を紹介しておきます。
チェストストラップに関して例えば、長い時間の登山などを趣味にされてる方たちや、
自転車やバイクで通勤や通学をされている人たちなどから需要が強くありました。
ショルダーベルトをスリット中に収納できること
NM81212 にあって NM81602 にない大きな特徴です。下記のようにショルダーベルト
をワンタッチで簡単に取り外せて、背面の部分のスリット中にしまうことができます。
これは上記のようにシャトルデイパックをスーツケースにキャリーオンさせて使いたい
ニーズがある方たちにとって、その時に邪魔になるショルダーストラップを
背面の部分に収納してしまっておけます。機能性の面で背中の部分のスリットと同様に
ユーザーさんたちからは高く評価されていました。
NM81602 の場合には、キャリーオンさせると下記のようになり、ショルダーハーネス
(肩ひも)をスリットの中に収納することはできません。
ショルダーベルト部分のベンチレーションの有無
新型モデルの NM81602 にはショルダーストラップの部分に通気性を向上させるための
穴であるベンチレーションが(小さいですが)ついています。
それに対して旧型モデルの NM81212 はショルダーベルトの部分にベンチレーションが
ありません。
とはいえ、背中が接する背面の部分に低反発の凹凸がある素材を両方のリュックで使用
していて、暑い時に熱気や蒸気などが抜けやすくて通気性が良く、蒸れにくいです。
特に通勤や通学などで自転車とかバイクで通っていて、その際にリュックを背負ってる
方たちにとっては、夏場の汗や蒸れの問題はとても気になって切実です。
その点でシャトルデイパックは優れてるバックパックと言えます。どんなリュックでも
発汗や蒸れを完璧に防ぐのは難しいですが、ユーザーさんにとっては嬉しい配慮です。
シャトルデイパックの新旧の歴代モデルで同じところと変更された箇所は以上のように
なります。ユーザーさんたちによる口コミでの評価レビューを広く分析してみると、
シャトルデイパックはビジネス(仕事)のシーンに特化して用途を研究して開発されて
いて、細部までユーザビリティー(使い勝手)を考慮して工夫されている製品です。
その他にシャトルデイパック NM81602 のスペックや、ユーザーさんたちから指摘
されていた具体的な欠点などは下記 ↓ の記事で解説されています。
私もバックパックにチェストストラップは要らない派なのですが、それでも、ショルダーハーネスを背面のところにしまえるのはすごく便利だと感じました
今のモデルにばかりとかく目がいきますが、シャトルは前モデルもすごく優秀で魅力的だったのだと知りました..
今、普通に買えてたらほしいくらいだと思えました。
なんとなく、往年の81212の方が全体的に優秀な感じがするんやけど、気のせいかしら?😆🍻
なぜか?クラシカルな雰囲気で81212がいまだに好きなんですよねぇ.. 😍👏💕
仕事が営業で外回りをする機会が多いので、どうしても止水ファスナーとかの装備が要りますね😃☝
するとなんとなくですが、古いヤツの方がイイのかな❓なんて思えてきてしまいます.. 😩
シャトルの色は、意外だけど昔と比べて減ってるんだ.. 😯🙆
やっぱり、売れるカラーじゃなかったら、そのうちに消えていくってことなんだね😔💤
シャトルは最初から仕事用にって開発されたリュックだから、黒と青くらいに限定しちゃうのも手ぢゃない⁉😗
リュックをキャリーオンさせる時に、その中にスマホやタブレットなんかを入れておくと危なくないですか⁉😋
81212から色々と角が取れて丸くなったのが81602って感じかな⁉😙
新しいモデルになって止水ファスナーが無くなって、ショルダーストラップ(肩紐)をしまえなくなって、チェストベルトが無くなって、でもベンチレーションはついてて、、か
どっちにするか迷うな~🙄❔❓
止水ファスナーがあっても、濡れてリュックの中に浸水するのを完全に防げるワケじゃな
いのか
表面の素材が水を通してしまうから
だから、レインカバーが必要なんですね😌
仕事で使う時に、総合的にスペックが高いのはなんだか、古い方の81212のように感じるよね.. 👴✊🐡
赤のシャトルリュックだったら、可愛いからほしぃ~☺🙋💛
このシャトルデイパックのNM81212って、一部のノースファンの間ではプレミアがついて大人気になってるってホントですか?!