診療情報管理士の認定試験での基礎分野の受験勉強のノウハウ
診療情報管理士の認定試験で基礎分野の受験勉強をどのようにすべきか?作業のフロー
を具体的に解説します。医療事務の実務経験がそれなりにある通教生の方達をこちらの
記事は読者として想定しています。『医療の資格』の模試問題の選択肢中の用語をほぼ
知らないレベルの方達が対象で、基礎課程を全て乗り超えて合格することが目標です。
目次
認定試験の基礎分野の受験勉強での具体的な作業
認定試験の基礎課程の受験勉強で使用する教材は次のようになります。『医療の資格』
の教材(模試問題・一問一答の問題集・語呂合せ等の暗記本)は最初は高額に感じます
が、認定試験の合格者である当サイトの編集部の担当者からすると『もしもこの教材が
無かったら、絶対に合格できなかったと思う』と全会一致で推せるレベルのクオリティ
なので速やかに用意して下さい。大学や専門学校の指定校に通学することを考えたら、
数百万円の学費を要し、それに比べたら『時間と合格を買う』と思えば安いものです。
余談ですが、例えば大学受験の共通テストや2次試験の模試でも1回当たり3~4千円
程度は普通にします。模試問題4回と一問一答の問題集2冊に語呂合せ等の暗記本1冊
で全部で2.42万円はコスパも普通に良いと言えます。公式テキスト1と2は辞書として
利用する以外は一部を除いて認定試験の受験勉強では用途が無いので注意して下さい。
基礎分野の模試問題で知らない用語を調べる
4回分収録されている基礎課程の模試問題の選択肢と解説に含まれている知らない用語
の読み方や意味、疾患等のICD-10のコードを調べて書き込み、スペース的に狭い場合
は模試の回(1~4)と設問番号(1~50)を書いてからワードのファイルに記録して
いって下さい。これは解剖生理学的な知識を一緒に身につけていく必要があり、できる
だけ図解をして、図を一緒に貼りながら説明を保存して下さい。医療事務の仕事をして
いる殆どの方達は解剖生理学の知識を持たないでしょうから、説明の文章だけではなく
図を一緒に覚えることが大切です。また説明の文言はなるべく公式テキスト1から抽出
して下さい。何故なら公式テキスト1の解説を基準にして練習問題や科目試験の設問と
認定試験の問題が作成されているからです。ここでネットで調べて説明の文章を拾って
しまうと公式テキスト1と違う文言(キーワード)を暗記してしまうことになります。
それをすると認定試験の受験勉強としてはピントがズレて、得点力を自ら下げてしまう
ことになるので注意して下さい。まず公式テキスト1で調べてみて、載っていなければ
ネットで調べるようにして下さい。この知らない語句を調べる作業は1周目を終えて、
それから2周目で誤字脱字や漏れ、分かりにくい部分がないか?をチェックして完璧に
して下さい。受験勉強の初期に模試問題を実力で解ける人はいないので最初は知らない
言葉を徹底的に調べることから始めるしかないです。相当にきついですし数ヶ月程度は
かかるので、焦らずにマイペースで取り組んで下さい。余談ですが、模試問題の問題文
と解説を調べないで読んでみて、どんな用語が出てくるのか?出題の形式はどんなか?
の雰囲気を感じ取ることは無駄ではないです。しかし基礎分野の問題は50題で、4回分
で200題で、各設問に選択肢が5個ずつあって全部で1000肢となり、1周して全て見る
だけでも時間と労力がけっこう要ります。そこで認定試験の基礎課程の問題を俯瞰して
眺めて雰囲気を学びながら調べる作業を同時進行で進められると時間効率が良いです。
上記のような感じで図解を多用しながらオリジナルの資料を模試問題についてどんどん
作製して下さい。但しこの資料は模試問題の解説とは異なり、通読用ではなくて辞書用
で、常時繰り返し読む為の資料ではないです。認定試験まで何度も繰り返し見て知識を
暗記する用のオリジナルの資料はこれとは別に編集してA4サイズのファイルにまとめて
受験勉強で使います。ここでの独自の資料は模試問題の選択肢や解説を読んでいる際に
『あれ.. この病気の病態はどんな内容だったっけ?』等とまだ覚えていない事柄が出て
きた場面ですぐに参照して疑問を解決して知識を増やしていく為の辞書です。従って、
この資料はネットプリントで印刷せずパソコンに入れたままの状態で利用して下さい。
因みに暗記用のオリジナルの資料は模試問題に対して調べる作業が全て終わって選択肢
と解説を覚え込む作業に入って暫くして、診療情報管理士の認定試験ではどんな知識を
身につけておくべきなのか?また逆にどのような項目は出そうにないからスルーすべき
なのか?を適切に判断できるようになってきたら、そのタイミングで製作して下さい。
それから調べる所為は模試問題を解く為に必要な深さの知識を得るだけにして下さい。
その時に最も良いソースは公式テキスト1であり、それ以上の詳しい説明は求めないで
下さい。公式テキスト1の文章を基準にして通信教育講座の練習問題や科目試験の設問
と認定試験の問題は作成されています。それらを分析して『医療の資格』の模試問題や
一問一答の問題集と語呂合せ等の暗記本は作製されています。通教生の皆さんは例えば
医師や看護師等の職種に就くことが目的ではないので、認定試験の受験勉強では無駄に
細かい知識を求めないように注意して下さい。それは得点力の向上というリターンには
ならずに時間と労力の浪費になります。ネットで知識を調べる際も同様にして下さい。
参考までにICD-10のコードの調べ方に関して受験勉強を始めたばかりの方達はご存知
ないでしょうから、こちらの手引きを活用してコードを調べる練習を継続して下さい。
一問一答の問題集中で知らない用語を調べる
模試問題の調べる作業と同じ要領で一問一答の問題集で知らない用語を調べて下さい。
但し一問一答の問題集に書かれている説明の文章は認定試験の出題内容に完全にピント
を合せてあって素晴らしいですが、認定試験で出そうにない疾患等が含まれています。
そこで☆マークと、その他に認定試験で出そうな項目だけを調べるようにして下さい。
例えば漢字で長い疾病名で『これはさすがに出ないだろ.. 』と思えるようなマイナーな
事例もあり、そのような事柄は避けないといけません。一問一答の問題集の基礎分野で
☆マークを含めてどのような病気等を調べるべきか?は『知識の解説(基礎課程編)』
で各章について整理してありますので参考にして下さい。因みに、弊サイトの編集部の
担当者は気合いで全ての項目を調べてしまい、認定試験の直前になって『ちょっと無駄
が多かったな』と反省したエピソードがあります。一問一答の問題集は公式テキスト1
と比べて薄く、認定試験の出題傾向に完全にピントが合せてあって製作されています。
それでも全ての事柄を暗記しておくことは至難(実質無理)で、無駄を省いて下さい。
一問一答の問題集も模試問題と同じで調べる作業を2周はして説明の漏れ等が無いか?
慎重に確認して下さい。これは基本知識の蓄積につながる作業で丁寧に遂げて下さい。
語呂合せ等の暗記本で知らない用語を調べる
語呂合せ等の暗記本では医学史上の偉人や英単語、英語の接頭語と接尾語、英語の略語
が語呂合せの暗記用のフレーズと共に載っています。これらは毎回の認定試験で1~2
問ずつ必ず出題されています。暗記本は内容について調べて補足をして繰り返し読んで
覚えておけば受験勉強での対策としては必要十分です。知らない語句の読み方や意味と
ICD-10のコードをしっかり調べて書き込んでおいて下さい。余談ですが、受験勉強で
疾患等を見かけたらすぐICD-10のコードを調べる習慣をつけて下さい。最初は上手く
調べられないケースもありますが、気にしないでとにかく調べる作業を続けて下さい。
そうするとそのうち疾病名等を見ただけで『これは18章Rだな』等と予想できるように
なってきます。ICD-10のコードはアルファベットまでを覚えておくようにして暗記と
予想を繰り返していくことでICD-10の全体の構造(コーディングの体系)が分かって
きます。病気名等を見て瞬時にアルファベットまで思い浮かぶようになれば完成の域に
達したと言えます。暗記本はページ数が少ないので繰り返し見ていれば完全に覚えられ
ます。何周かすると内容に慣れてきて覚えてしまうので、次は巻末にある索引を見て、
英語から和訳とICD-10のコード等が思い浮かぶか?をチェックする練習も良いです。
更に当サイトの編集部の担当者は索引の余白部分に覚えたい項目を書いて、その答えが
書いてあるページ数を横に書いておいて、なかなか覚えられない事柄を暗記しました。
【例】
『甲状腺で分泌されるホルモン3つ P50』と索引の余白に書いておき、50ページに
『甲状腺で分泌されるホルモン3つ サイロキシン(チロキシン)F-T4・トリヨード
サイロニン(トリヨードチロニン)F-T3・カルシトニン』と書き、索引のその箇所を
見る度に当該ページの下の余白部分のホルモンを言えるか?確認して覚えていました。
語呂合せ等の暗記本はポケットサイズで小さくて持ち運びがし易く、仕事をしていても
ちょっとしたスキマ時間にいつもパラパラ見ていたりして暗記を繰り返していました。
この使い方はけっこう効果があったと合格した後に振り返って感じました。参考までに
どんな用語を索引と本編の余白部分に書いたか?示しておくのでマネしてみて下さい。
暗記本でこの方法を試したのはオリジナルの資料(暗記用)だけではなかなか覚えられ
ない知識があり工夫してみた経緯からです。書き込むページ数は任意に決めて下さい。
問題(暗記したい項目) | ページ | 答え |
---|---|---|
甲状腺で分泌されるホルモン3つ | 50 | サイロキシン(チロキシン)F-T4・トリヨードサイロニン(トリヨードチロニン)F-T3・カルシトニン |
精巣(睾丸)で分泌されるホルモン1つ | 60 | テストステロン |
膵臓で分泌されるホルモン3つ | 10 | インスリン(血糖値を下げる)・グルカゴン(血糖値を上げる)・ソマトスタチン |
卵巣で分泌されるホルモン2つ | 20 | エストロゲン(卵胞(らんぽう)ホルモン)・プロゲステロン(黄体ホルモン) |
腎臓で分泌されるホルモン3つ | 30 | エリスロポエチン(サイトカイン)・レニン・活性型ビタミンD |
副甲状腺で分泌されるホルモン1つ | 11 | 副甲状腺ホルモンPTH |
副腎皮質で分泌されるホルモン3つ | 32 | DHEA(デヒドロエピアンドロステロン(エストロゲン(卵胞ホルモン)とアンドロゲン(男性ホルモン)の前駆物質))・アルドステロン(腎臓でのNaの再吸収を促進)・コルチゾール(血糖上昇・抗炎症作用) |
副腎髄質で分泌されるホルモン3つ | 61 | アドレナリン・ノルアドレナリン・ドーパミン |
脳下垂体後葉で分泌されるホルモン2つ | 40 | 抗利尿ホルモン(バソプレシン)ADH(腎臓での水の再吸収を促進)・オキシトシン(幸せホルモン)(幸せ3大ホルモンはオキシトシン・セロトニン・ドーパミン) |
脳下垂体前葉で分泌されるホルモン7つ | 48(P48に4つ記載されている) | 成長ホルモンGH・甲状腺刺激ホルモンTSH・卵胞刺激ホルモンFSH・副腎皮質刺激ホルモンACTH・プロラクチンPRL(乳汁分泌ホルモン)・性腺刺激ホルモンGn・黄体形成ホルモンLH(Gnの一種) |
医療需要調査1つ | 55 | 地域住民の病院利用状況 |
ぶどう膜の構成要素3つ | 54 | 脈絡膜・毛様体・虹彩 ぶどう膜炎 uveitis のところにICD-10のコードと一緒にぶどう膜の説明を書き込んでおく |
捻挫と肉離れの違いは? | 55 | 捻挫 sprain 19章S93.4 は靭帯の部分断裂 肉離れ muscle strain 19章T14.3 or 13章M62.6 は筋(肉)の不完全断裂 捻挫 sprain のところに肉離れと一緒に説明を書き込んでおき、まとめてセットで覚える |
劇症化率が最も高く、90%以上が性感染である肝炎1つ | 4 | B型肝炎 |
一過性(急性)感染する肝炎5つ | 62 | A・B・C・D・E 型肝炎 |
垂直感染する肝炎1つ | 50 | B型肝炎 |
水系感染する肝炎1つ | 39 | E型肝炎 |
血液を介してヒト・ヒト感染する肝炎3つ | 5 | B・C・D 型肝炎 |
持続感染(キャリア化)する肝炎3つ | 19 | B・C・D 型肝炎(肝炎のキャリアは21章Z22.5 例 HBVキャリア、HCVキャリア) |
ワクチンが在る肝炎2つ | 24 | A・B 型肝炎 |
再発する肝炎3つ | 47 | B・C・D 型肝炎 |
経口感染する肝炎2つ | 60 | A・E 型肝炎 |
1類感染症7つ | 6 | エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、痘瘡(天然痘)・ペスト・マールブルグ病・ラッサ熱・南米出血熱 |
2類感染症7つ | 9 | ポリオ(急性灰白髄炎・脊髄性小児麻痺)・結核・ジフテリア・重症急性呼吸器症候群SARS・中東呼吸器症候群MERS・鳥インフルエンザ2つ(H5N1・H7N9) |
3類感染症5つ | 12 | コレラ・細菌性赤痢・腸チフス・パラチフス・腸管出血性大腸菌感染症O157 【参考】感染症は1~3類のみ覚えておいて、4・5類は『その他』として扱い、認定試験では出ないと想定して特に覚えなかった |
学校感染症第2種8つ | 15 | インフルエンザ・百日咳・ムンプス(流行性耳下腺炎・おたふくかぜ)・麻疹(はしか)・風疹(三日はしか)・水痘(水ぼうそう)・プール熱(咽頭結膜熱)・結核 【参考】学校感染症は第2種のみ暗記しておいた |
水溶性ビタミン7つ | 20 | ビタミンB群とビタミンCのみ
ビタミンB1(欠乏すると脚気4章E・ウェルニッケ脳症4章E or 6章G) |
脂溶性ビタミン4つ | 25 | 『脂溶性ビタミンはこれだけ D・A・K・E 』と覚える
ビタミンA(欠乏すると夜盲症7章H・乾燥性眼炎 コード無し) |
Ⅰ型アレルギーの例3つ | 11 | 気管支喘息・一部のじん麻疹・アレルギー性鼻炎 アナフィラキシーショックは全身性で重度なⅠ型アレルギー反応 花粉症・アトピー・食物アレルギーはⅠ型アレルギー |
Ⅱ型アレルギーの例2つ | 27 | 自己免疫性溶血性貧血・血液型不適合輸血 |
Ⅲ型アレルギーの例3つ | 31 | 糸球体腎炎・ループス腎炎・過敏性肺臓炎 |
Ⅳ型アレルギーの例2つ | 42 | 結核のツベルクリン反応・薬品に対する接触性皮膚炎 |
眼底検査で診断可能な項目4つ | 26 | 眼疾患・動脈硬化・糖尿病による変化・高血圧 |
心臓カテーテル検査で心電図ECGにディップアンドプラトーパターンが見られる疾患名1つ | 39 | 慢性収縮性心膜炎 心膜炎 pericarditis は9章I31.9 |
MSW の漢字表記 | 46 | 医療社会事業担当者 メディカルソーシャルワーカー Medical Social Worker |
外胚葉から分化するもの3つ | 14 | 皮膚・感覚器・神経系 語呂合せの暗記用フレーズは『我輩(外胚葉)は皮膚(皮膚)感覚(感覚器)が神経質(神経系)である』 |
中胚葉から分化するもの4つ | 38 | 骨格系・筋肉系・循環器系・泌尿生殖系 語呂合せの暗記用フレーズは『骨(骨格系)肉(筋肉系)血みどろ(循環器系)の人生(腎臓 ←泌尿生殖系に含まれる)で酎ハイ(中胚葉)を飲んでウロ(urology 泌尿生殖系)ついてる』 |
内胚葉から分化するもの3つ | 44 | 消化器・呼吸器・尿路(膀胱・尿道) 語呂合せの暗記用フレーズは『証(消化器)拠(呼吸器)は尿路(尿路(膀胱・尿道))には無いよう(内胚葉)』 |
フィラデルフィア染色体が認められる白血病3つ | 18 | 急性リンパ性白血病ALL(3大徴候は発熱・貧血・出血傾向)・急性骨髄性白血病AML・慢性骨髄性白血病CML これらの疾患は末梢血中でNAPスコアが低値を示し、白血球数が減る 【参考】類白血病反応ではフィラデルフィア染色体が認められず、白血球数が増える |
プロセス指標5つ | 16 | 剖検率・リハビリテーション実施率・クリニカルパス使用率・尿路留置カテーテル使用率・身体抑制患者1人当たり抑制日数
プロセス指標5つだけ覚えて、他の6つは全てアウトカム指標と覚えておく(患者満足度・死亡退院患者割合・褥瘡新規発生率・退院後42日以内の緊急再入院率・入院患者の転倒転落の発生率・病棟での薬剤関連事故事象発生率) |
『その他』に含まれる転帰3つ | 7 | 検査(目的の)入院・正常分娩・患者の自己退院 |
病院組織の経営規定2つ | 12 | 会議規定・委員会規定 |
目的規定(病院活動の目標を示す)2つ | 46 | 病院憲章・病院の基本方針 |
手続規定5つ | 54 | 就業規定・給与規定・防火規定・防災規定・部門間相互に関連する規定 |
組織規定4つ | 36 | 職務分掌規定・組織図・職務権限規定・会議委員会規定 |
業務規程3つ | 8 | 診療規定・教育研修規定・研究規定 |
業務基準9つ | 19 | 作業指導書・手続書・業務処理手続・各部門の業務基準・看護業務基準・医事業務基準・用度業務基準・設備保守管理点検基準・医療安全マニュアル等の各種マニュアル |
機械的イレウス2つと機能的イレウス2つ | 5 | 機械的イレウス(器質的病変が有る)は閉塞性イレウス(単純性イレウス)・絞扼性(こうやくせい)イレウス(複雑性イレウス)
機能的イレウス(器質的病変が無い)は麻痺性イレウス・けいれん性イレウス |
医事データに基づく統計5つ | 9 | 入院・外来別患者数、診療科別患者数・病床利用率・平均在院日数・診療報酬額 |
医療統計3つ | 18 | 疾患別患者数・年齢階層別患者数・手術件数 |
業務統計3つ | 45 | 各部門別検査件数・手術件数・治療件数 |
職員統計2つ | 43 | 各部門別職員数・出勤率 |
財務統計3つ | 37 | 収益・支出・収益費用効率(収支比率) |
模試問題を解きながら選択肢と解説を覚える
模試問題の選択肢と解説の文章について知らない用語を調べる作業を全て終えたら後は
演習をひらすら繰り返して、語句だけでなく選択肢と解説の文言をそのまま覚えるまで
やり込んで下さい。この作業は7~8周程度が目安です。そのくらいまでリピートする
とさすがに『もう何度も見てるから覚えたよ.. 』という既視感が出てきます。『医療の
資格』の模試問題が優れている点として、選択肢がそのまま認定試験で出題されたり、
もしくは少し内容を変えた肢が普通に沢山出てくる特長があります。これがあるので、
基礎分野の模試問題の選択肢は全て暗記する姿勢で取り組んで下さい。また解説の表現
は知らない他の選択肢に対して類題として対応する為に役に立つ知識を身につけられる
ので全て覚えるつもりで臨んで下さい。模試問題の演習で大切なのは自力で解答をして
考えてみて、正解を確認して終わりにするのではなくて必ず全ての選択肢の正誤を解説
と一緒にチェックして内容を理解して覚えることです。何故その肢が正しいのか?誤り
なのか?理由を解説で確認して、説明が足りなければ、その理由の部分を調べて補って
書き足しておいて下さい。模試問題の解説はそれなりに丁寧に書いてありますが、肢に
よっては端折って記載されていて不完全な内容です。従って正誤の理由を明確にする為
に解説を書き足して、その他に認定試験に出そうと思える周辺知識を追加して下さい。
それをやり遂げればやがて模試問題で分からないことが無くなり得点力が完成します。
一問一答の問題集の頻出箇所の説明を覚える
模試問題と同様にして一問一答の問題集の出そうな箇所の知らない言葉を全て調べたら
その部分の説明の文章を繰り返し読んで覚えて下さい。但し一問一答の問題集の文言は
選択肢の形ではなく穴埋めで知識を解説する形で書かれています。大切なのは『記述式
で自力で文面を再現できる知識』ではなく『五肢の中で正誤を判断できる知識』を身に
つけることです。例えば『これは模試問題で見た選択肢に内容が似ていて、明らかに○
だな.. 』等と消去法で取捨選択できる知識を増やすことを意識して取り組んで下さい。
4種類の教材を同時進行で繰り返し暗記する
最終的な段階として模試問題を解いて解説を確認し、一問一答の問題集の穴埋めをして
説明の文章を読み、語呂合せ等の暗記本の本編と索引のページを読み、内容を理解した
上で繰り返し見て暗記する作業を最後まで継続して下さい。その際にオリジナルの資料
(辞書用)を適宜参照しながら、オリジナルの資料(暗記用)を一緒に繰り返して暗記
して下さい。因みに覚える作業を残り時間でできる限り繰り返して認定試験を受験して
も、それでも特に基礎課程では初めて見る内容の選択肢が登場します。設問の難易度が
『基礎分野>>専門分野』となるのはそのことが主な理由で、重箱の隅をつつくような
マニアックな内容の問題はあまり出ません。難しく感じる設問は消去法で2択まで絞り
その後は今までの受験勉強での演習の経験を総動員してどちらかを選ぶしかないです。
本当は模試問題は4回分だけではなくて10回分くらいあった方がベターですが、それを
しづらい流通上の事情があります。通教生の方達は模試問題と一問一答の問題集に語呂
合せ等の暗記本、オリジナルの資料を完璧に身につけて認定試験に臨むしかないです。
診療情報管理士の認定試験に限らず、資格試験の受験勉強では出題されるところだけ、
出される形で身につけて、類似の問題への臨機応変な対応力を培って、どんな設問でも
制限時間内に合格ライン(合格基準点)を超えられるように充分な得点力を身につけて
おくことが本質であり必須です。関連知識の吸収と同時に無駄を省くことも肝要です。
