診療情報管理士の認定試験での優性や劣性の遺伝の対策方法
『高校で生物を履修していなかったのですが、診療情報管理士の認定試験で出題される
遺伝はどのように勉強すると良いのでしょうか?』と読者の方達から質問を頂きました
のでお答えしておきます。遺伝に関しては『どのように学習をしてもらうと最良の対策
方法になるのか?』を当サイトの編集部の担当者で会議を開催して相談してきました。
認定試験の受験勉強での遺伝の対策方法
遺伝は高校で生物を履修されていなかった方達にとっては鬼門と言えるくらいに難しく
感じられるかもしれませんが、そんなに身構える必要は全く有りません。まずは以下の
用語の意味を調べて理解して下さい。次に診療情報管理士の認定試験では高校の生物の
ように遺伝を判定させたり、計算させたりする問題は出されません。具体的には各疾患
についてどの種類の遺伝によって発症するか?のみが問われますので病態と絡めながら
その遺伝の種類を暗記しておいて下さい。例えば伴性劣性(潜性)遺伝の仕組みを始め
に軽く理解しておいて、その後は各疾病の病態の説明の中で遺伝の種類を覚えておいて
下さい。逆に言えばそれ以上の内容には触れず、深く突っ込んで勉強しないで下さい。
- 常染色体
- 性染色体(X染色体・Y染色体)
- トリソミー
- モノソミー
- 染色体の長腕・短腕
- 染色体の短腕欠失
- 保因者
- 優性(顕性)遺伝子
- 劣性(潜性)遺伝子
- 常染色体優性(顕性)遺伝
- 常染色体劣性(潜性)遺伝
- 伴性優性(顕性)遺伝
- 伴性劣性(潜性)遺伝
遺伝は遺伝子の組み合せや優性(顕性)と劣性(潜性)の判別、計算する方法等の解説
を読み始めると誰しもイライラしてくるくらいに煩雑な話題です。でも診療情報管理士
の認定試験の受験勉強では各病気がどの種類の遺伝によって発症するか?を病態と関連
させながら身につけておくだけで対策としては必要十分で、それ以上は全て無駄です。
診療情報管理士の認定試験では遺伝だけに特化して五肢択一で出題される設問は皆無で
受験勉強における対策の仕方は上述のように非常に簡単ですので落とさないで下さい。
【世論調査】診療情報管理士(HIM・診療録管理士)の資格を取得したい理由は?
